2016年10月25日
認知症の種類と原因を知って、対処法を考えよう!
認知症は、85歳以上の高齢者のおよそ3割がかかっていると言われています。
認知症と一言で言っても、その症状や原因によって種類があります。
その種類に応じた接し方や治療法が必要となりますので、正しい知識を持って接っすることが大切です。
【認知症の種類】
・アルツハイマー型認知症(DAT)
・レビー小体型認知症(DLB)
・前頭側頭葉変性症(FILD)
・脳血管性認知症
大きく分けて、上記の4つに分類されています。
また、これら以外の原因によっておこる認知症もあります。
・神経毒性物質・・・アルコール脳症
・酸素の欠乏・・・低酸素症、一酸化炭素中毒
・病原体の感染・・・脳炎、髄膜炎、神経梅毒
・脳が占拠される・・・脳腫瘍、慢性硬膜下血腫
・ホルモン・代謝・・・正常圧水頭症
・薬剤によるもの・・・安定剤、抗コリン作用(泌尿器科治療薬)
・ビタミンの欠乏・・・ビタミンB12欠乏、ビタミンB1欠乏
・変性疾患・・・大脳基底核変性症、進行性核上性麻痺
・その他・・・CJD、脳部外傷後、高齢者てんかん
これらは、早期発見すれば治療可能なタイプです。
早期発見のためには、周囲の家族や知人などの気づきも大切ですが、気づく段階では結構進行している場合もあります。より早く発見できるためにも、10分で行える簡単な認知機能のチェックテスト【あたまの健康チェック】
などのサービスを利用して、早期発見早期治療に勤めましょう。
認知症のなかでも、もっとも発症率が多いのが、アルツハイマー型認知症です。
アルツハイマー型認知症は、認知症患者のおよそ50%と言われています。
では、一番多いとされる、アルツハイマー型認知症についての知識をまとめていきたいと思います。
●アルツハイマー型認知症について
【原因】
アルツハイマー型認知症では、脳の神経細胞の死滅により、脳が委縮してしまいます。
原因としては、アミロイドβタンパク質やタウタンパク質など異常なたんぱく質が大脳皮質に蓄積することによって発症するとされています。
【症状】
短期記憶障害から始まり、時間・場所・人の順で見当識障害が進行します。
理解・判断力の低下、使い慣れた物が操作できなくなる失行、物の形や位置関係がわからなくなる失認、個々の動作はでいても順序を忘れる実行機能障害などが起こります。
アルツハイマー型認知症を発症すると、自分が体験したこと自体を忘れてしまいます。
ご飯を食べたのに食べていない、財布を片付けたのになくなった、などと言う事も多々あります。
介護をする身になれば、疲労困憊の色がうかがえますが、脳の委縮により記憶ができない状態だと理解をして接することが必要になります。「これは病気なんだ」、と割り切ることができれば、日々の介護も少しは気が楽になるはずです。
何度も同じことを繰り返したり、同じ行動をしがちですが、本人の理解にあわせて丁寧にゆっくりと毎回説明を行えたらいいですね。
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認知症と一言で言っても、その症状や原因によって種類があります。
その種類に応じた接し方や治療法が必要となりますので、正しい知識を持って接っすることが大切です。
【認知症の種類】
・アルツハイマー型認知症(DAT)
・レビー小体型認知症(DLB)
・前頭側頭葉変性症(FILD)
・脳血管性認知症
大きく分けて、上記の4つに分類されています。
また、これら以外の原因によっておこる認知症もあります。
・神経毒性物質・・・アルコール脳症
・酸素の欠乏・・・低酸素症、一酸化炭素中毒
・病原体の感染・・・脳炎、髄膜炎、神経梅毒
・脳が占拠される・・・脳腫瘍、慢性硬膜下血腫
・ホルモン・代謝・・・正常圧水頭症
・薬剤によるもの・・・安定剤、抗コリン作用(泌尿器科治療薬)
・ビタミンの欠乏・・・ビタミンB12欠乏、ビタミンB1欠乏
・変性疾患・・・大脳基底核変性症、進行性核上性麻痺
・その他・・・CJD、脳部外傷後、高齢者てんかん
これらは、早期発見すれば治療可能なタイプです。
早期発見のためには、周囲の家族や知人などの気づきも大切ですが、気づく段階では結構進行している場合もあります。より早く発見できるためにも、10分で行える簡単な認知機能のチェックテスト【あたまの健康チェック】
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認知症のなかでも、もっとも発症率が多いのが、アルツハイマー型認知症です。
アルツハイマー型認知症は、認知症患者のおよそ50%と言われています。
では、一番多いとされる、アルツハイマー型認知症についての知識をまとめていきたいと思います。
●アルツハイマー型認知症について
【原因】
アルツハイマー型認知症では、脳の神経細胞の死滅により、脳が委縮してしまいます。
原因としては、アミロイドβタンパク質やタウタンパク質など異常なたんぱく質が大脳皮質に蓄積することによって発症するとされています。
【症状】
短期記憶障害から始まり、時間・場所・人の順で見当識障害が進行します。
理解・判断力の低下、使い慣れた物が操作できなくなる失行、物の形や位置関係がわからなくなる失認、個々の動作はでいても順序を忘れる実行機能障害などが起こります。
アルツハイマー型認知症を発症すると、自分が体験したこと自体を忘れてしまいます。
ご飯を食べたのに食べていない、財布を片付けたのになくなった、などと言う事も多々あります。
介護をする身になれば、疲労困憊の色がうかがえますが、脳の委縮により記憶ができない状態だと理解をして接することが必要になります。「これは病気なんだ」、と割り切ることができれば、日々の介護も少しは気が楽になるはずです。
何度も同じことを繰り返したり、同じ行動をしがちですが、本人の理解にあわせて丁寧にゆっくりと毎回説明を行えたらいいですね。
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