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2019年02月22日

2/28(木)朝英語の会梅田のテーマ:ジェンダーレスの学校制服

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2/28(木)朝英語の会梅田に利用するThe Japan Times紙の記事が発表されました。2/18(月)に電子版で配信され、2/19(火)紙版で発売された以下の記事です。

Let's discuss school uniforms
https://www.japantimes.co.jp/life/2019/02/18/language/lets-discuss-school-uniforms/#.XG5H5ej7TIV

今回は性の多様化を受けて「ユニセックス」「ジェンダーレス」の学校制服の導入についての議論です。東京都中野区・世田谷区の公立中学では今年の春から制服に関するデザイン及び着用のルールが変わり、女子生徒は制服のスカートかパンツかを選択できるようになりました。その地域の公立中学に入学予定の小学校6年生達の区長への要望書を受けての決断です。しかしながら、区ではイジメ問題を懸念して、まだ男子生徒にスカートの着用を許可するかは検討中だそうです。

東京都の取り組みが始まる前、千葉県柏市で2018年に新しく開設された公立中学が「女子も男子もスカートOK」という制服を提唱し話題を集めました。LGBT=性的マイノリティーへの関心の高まりを受けて、性別の差を極力なくすことを目指した「ジェンダーレス制服」です。

制服「女子も男子もスカートOK」
https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2018_0315.html

柏市が“ジェンダーレス制服”に注目するきっかけとなったのは、かつて制服で苦しんだ生徒の存在でした。心と体の性が一致しないトランスジェンダーの人たちにとって、心の性と異なる制服を着ることには強い抵抗感があったそうです。

柏市の新中学校で“ジェンダーレス制服”の導入を決定したのは、新中学に入学予定の児童や保護者もメンバーに加わった検討委員会です。「私服にすれば問題は起きない」と制服そのものを廃止する学校も出ていますが、市の教育委員会のアンケートでは「制服は必要」と回答する保護者が9割近くに達しました。検討委員会では、どのような制服が望ましいか話し合いを重ね、その結果「LGBTの人たちに限らず、誰でも自由に選べる制服がいい」という保護者らの発案で、ジェンダーレス制服の決定に至ったそうです。

制服メーカーの間では、こうしたLGBTへの関心が高まっていることを受けて、“ジェンダーレス制服”を模索する動きが徐々に広がっています。柏市の中学校の「選べる制服」を担当した岡山市の大手制服メーカーのトンボでは、2年ほど前から担当の社員をおいて、開発に力を入れているそうです。

海外ではどのような取り組みが始まっているのでしょうか?イギリス国内で自治権をもつウェールズ地域では、学校の制服は「ジェンダー・ニュートラル」(性に対して中立)であるべきとの指針を発表しています。

School uniform 'should be gender neutral' in Wales
https://www.bbc.com/news/uk-wales-46373351

またイングランド地域では、日本の中学校にあたる40の学校で「制服のスカートを禁止し、男女ともに同じスラックスを着ることになった」ということです。

40 English secondary schools have banned pupils from wearing skirts 
https://www.independent.co.uk/life-style/skirt-ban-secondary-schools-uniform-england-gender-neutral-transgender-pupils-a8426411.html

教育現場のLGBTの問題に詳しい千葉大学の片岡洋子教授「学校現場では制服だけでなく、体育の男女別の授業や男女別の名簿など、いまだに性による区別が多く残っている。制服問題への対応を皮切りに、現場の意識が変わっていくことを期待している。また子どもたちが性の多様性について学ぶことも大事でジェンダーレス制服はそのきっかけになる」と語っているそうです。

近年、日本でもようやく受け入れられつつある「多様な性」「性別のステレオタイプの問題」そして「ブラック校則」と呼ばれている日本の厳しすぎる学校制服のルールなど、様々な観点からこの問題を考えてみる必要があるようです。



2019年02月07日

3/3(日) 京都-まちづくり講座オープンキャンパス

三条通町家.jpg


昭和シェルのポンタ最強カード

公益財団法人 京都市景観・まちづくりセンター イベントの転載です。

「京のまちづくり史連続講座」・「京町家再生セミナー」・「京都景観エリアマネジメント講座」・「京都市文化財マネージャー育成講座」、景観・まちづくりに関連する4講座が一堂に会し,それぞれの講座の内容と雰囲気をより深く知ってもらうため、まちづくり講座オープンキャンパスを開催します。

京都まちづくり協定.jpg


各講座のプレゼンテーション等を行うとともに、ブラタモリに出演された梅林秀行さんの講師による特別講義を実施し、景観・まちづくりの学びの入口を広げる情報を提供します。


開催日:2019年3月3日(日) 10時〜16時
※どなたでも参加可能,参加費は無料です。

詳細は以下の案内から。
http://kyoto-machisen.jp/event/index77.html


@セミナープレゼンテーション・トークセッション(申込不要)
各講座の担当者から、講座の目的や目指す方向,面白さをご紹介します。トークセッションは、特別講義の講師の梅林氏を交えながら、講座に関する質疑応答や、講座の関連についてお話します。

時間 開場は10:00〜
(午前の部)10:30〜12:00 セミナープレゼンテーション
(午後の部)14:10〜15:30 トークセッション
会場 京都市景観・まちづくりセンター ワークショップルーム1

A特別講義「土地の記憶、まちの履歴〜ブラタモリが通り過ぎた京都〜」
環境と人間のライフヒストリーとして、私たちの京都を見つめ直すことは可能か?
まちあるきの達人である梅林秀行さんを講師として、NHK番組「ブラタモリ」で紹介した京都の各エリアにふたたび焦点を当てます。今改めて「京都らしさ」とは何か、その言葉が包摂しているもの/排除しているものを考えていきましょう。すべての人が、その人らしく、そこにいられる場所とは。
私たちの現在地点から「京都」の再定義を試みます。

時間 13:00〜14:00 (受付開始 12:30〜)
定員 80名
会場 京都市景観・まちづくりセンター ワークショップルーム
講師 梅林 秀行氏(京都高低差崖会崖長)
申込方法 当日の午前中に開催されるセミナープレゼンテーションを観覧された方優先で整理券を配布します。(先着順)

Bセミナー紹介ブース(申込不要)
各講座の紹介と、スタッフによる質問受付などを行います。

時間 10:00〜16:00
会場 京都市景観・まちづくりセンター ワークショップルーム2

Cワークショップ・体験イベント(申込不要)

●「KYOTOメモリーグラフ」
京都市景観・まちづくりセンターからまちへ出て、古写真と同アングルの現在の写真を撮影し、京都の町並みの今昔を比較するまちあるきを行います。

時間 10:00〜16:00(最終回15:30出発)
(開催随時, 所要時間1時間程度)
催行 1回につき5人程度集合で出発
会場 京都市景観・まちづくりセンター 交流スペース(出発場所)

●「あなたが思う「京都らしさ」フォト 投票」
京都の景観写真を展示し、京都らしい景観や残したい景観の投票を行います。投票してくれた方には、プレゼント(缶バッチ等)をお渡しします。

時間 10:00〜16:00
会場 京都市景観・まちづくりセンター 交流スペース

●「キッズコーナー」
昔あそび体験,クラフト工作等

時間 10:00〜16:00
会場 京都市景観・まちづくりセンター 交流スペース





2019年02月06日

2/14(木)朝英語の会梅田のテーマ:広告における差別的表現・炎上問題

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朝英語の会梅田 2/14(木)は2/5(火)発売のThe Japan Timesの以下の記事を使います。今回の内容は日清食品の広告のに使われた大坂なおみ選手の描写が人種差別的であると SNSで炎上し、後に動画広告が削除された件に関する記事です。

Let's discuss the Naomi Osaka whitewashing uproar
https://www.japantimes.co.jp/life/2019/02/04/language/lets-discuss-naomi-osaka-whitewashing-uproar/#.XFk6q1z7TIV

日本在住の作家のバイエ・マクニール(Baye McNeil)氏は多文化社会に移行しつつある日本を含む世界の国々で、大坂なおみ選手がが多様な文化的背景をもつ「ハーフ」の子供たちのロールモデルとなりつつある一方、日清食品が広告で描いた本人とは明らかに肌の色や髪型が違う「大坂なおみ」の描写に失望しています。

Someone lost their noodle making this new Nissin ad featuring Naomi Osaka
https://www.japantimes.co.jp/community/2019/01/19/our-lives/someone-lost-noodle-making-new-nissin-ad-featuring-naomi-osaka/#.XFlSflz7TIW

日清「大坂なおみ動画」炎上→削除問題の本質〜グローバル企業として欠けていた視点とは
https://toyokeizai.net/articles/-/262053

そして彼以外にも多くの識者が日清食品のようなグローバル・ブランドを持つ日本企業が世界で主流になっている様々な種類の差別的表現に対するリテラシーが極めて低く、広告の表現に関しての配慮が十分ではないことに危機感を抱いています。

「大坂なおみを白くした」日清CMの超時代錯誤〜責任者が知るべき「黒人たちの奮闘の歴史」
https://toyokeizai.net/articles/-/262530

事実、その後、The New York Times、BBC、The Guardianなどの欧米メディアの批判を受けて、日清食品はこの広告を削除するに至ります。

Ad Showing Naomi Osaka With Light Skin Prompts Backlash and an Apology
https://www.nytimes.com/2019/01/22/world/asia/naomi-osaka-anime-ad.html

Naomi Osaka: Tennis star responds to 'whitewashed' ad
https://www.bbc.com/news/world-asia-46986366

Naomi Osaka sponsor apologises for 'whitewashing' tennis star in ad
https://www.theguardian.com/sport/2019/jan/23/naomi-osaka-sponsor-apologises-for-whitewashing-tennis-star-in-ad?CMP=share_btn_tw

しかも、それだけでなく、実は交渉の途中でのコミュニュケーション不足から、日本のエージェントは了承していたものの、大坂なおみ選手はこの広告の画像については知らされていなかったことが判明しました。くわえて、後日の記者会見で、その広告に関する質問に対する大坂選手の回答を「私は気にしていない」と全く逆の意味で誤訳するという失態を時事通信社、朝日新聞社が犯してしまったのです。

日清、大坂なおみ選手のアニメCMを公開停止に 「選手活動に影響があると判断」
https://www.huffingtonpost.jp/2019/01/23/nissin-naomi-osaka-cm_a_23651195/?ncid=other_twitter_cooo9wqtham&utm_campaign=share_twitter

何故、多くの日本人が多文化社会の留意すべき点に関して、このように理解度が低いのかということを詳細に分析したのが以下のダイヤモンド誌の記事です。

大坂選手の「肌の色」や「発言」を悪意なく変えてしまう日本人の病理
https://diamond.jp/articles/-/192484

外国人労働者や留学生など定住・長期滞在の外国人の増加だけでなく、いまや「観光大国」を掲げ、毎年多くの訪問客を迎える日本。そして、多くの企業がグローバル市場での顧客を求めて熾烈に競争しているのが現代社会の縮図です。そんな中で、日本人は今後どのように人権感覚・国際感覚を磨いていけばいいのでしょうか。我々の知性が試されています。





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