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2020年08月26日

ジェンダーと都市【英語で学ぶ大人の社会科】 追記

今月の英語で学ぶ大人の社会科第二回目のワークショップは「Feminist CityーClaiming Space in a Man-Made World」を発表したばかりのLeslie Kern教授の「The Non-Sexist City」というタイトルの記事を利用して「ジェンダーと都市」について議論する予定です。

「ジェンダーと都市:The Non-Sexist City」【英語で学ぶ大人の社会科】 K's Bar 第9回 8/26(水)& 8/30(日)20時〜@オンライン
https://note.com/globalagenda/n/nd5ad8fd00001

「ジェンダーと都市」は日本では聞きなれないトピックですが、欧米諸国では1980年代に当時カリフォルニア大学の都市計画学科の助教授だったDolores Haydenが”what a non-sexist city would be like”という論文を発表して以来、注目を集めてきたテーマです。

How far have we come since the ’80s vision of the ‘non-sexist city’?
https://theconversation.com/how-far-have-we-come-since-the-80s-vision-of-the-non-sexist-city-99602

What Would a Non-Sexist City Be Like? Speculations on Housing, Urban Design, and Human Work by Dolores Hayden
https://www.semanticscholar.org/paper/What-Would-a-Non-Sexist-City-Be-Like-Speculations-Hayden/f916fbf6058d25580ba56966355a24f701a8df08

Kern教授は書籍の発表後、各所に積極的に記事を発表しており、以下はKern教授がVoxに投稿した記事です。

Is it time to build feminist cities? By Leslie Kern Updated Jun 12, 2020
https://www.vox.com/the-highlight/2020/6/5/21279320/feminist-geography-cities-urbanism-safety-motherhood

パンデミックの影響のもと職場、住宅、育児、レジャーなど、あらゆる空間の利用についてこれまでの常識や固定観念を見直すべき今、今回のワークショップの課題は議論するにふさわしいテーマだと思います。

ワークショップの日程と申し込み頁は下記のとおりです。初回参加費は500円です。

「ジェンダーと都市:The Non-Sexist City」【英語で学ぶ大人の社会科】 K's Bar 第9-2回(オンライン開催)8/30(日) 20:00 〜  21:30 
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/017pqv115iy7p.html

設問は参加申し込み者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの記事を参考にしてください。

【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会
https://note.com/globalagenda/m/mb6e6207ceae6



2020年03月11日

【国際女性デー】公平な社会を実現するために個人ができる12のアクション

性差別を無くすために個人が出来る12のアクション。これを一人一人が実行すれば世界は変わると思う。

Twelve small actions with big impact for Generation Equality

https://medium.com/@UN_Women/12-small-actions-with-big-impact-for-generation-equality-4082cef89dd5






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2019年05月19日

メディア露出におけるジェンダーギャップの改善:BBCの取り組み

BBCが「2020年までにTV画面に映る男女の割合を50:50にする」との方針を昨年発表しました。BBCの「50:50プロジェクト」はアナウンサー・キャスターだけでなく、TVに出るコメンテーター、学者、専門家、ケーススタディで取り上げられるジェンダーにも及びます。日本だと番組内に女子アナはいても番組に出演する専門家や取り上げられる事例に女性の出演者が少ないことが普通になっています。この比率が男女同等になるということです。

BBC makes strides on gender parity initiative
http://realscreen.com/2019/05/15/bbc-makes-strides-on-gender-parity-initiative/

この方針が打ち出された時点でBBC傘下にある世界中の合計84のメディアで「男女平等-50:50」の基準を満たしていたのは僅か27%でした。しかし先月この割合が僅か1年間で74%に達したとの報告がありました。

50:50プロジェクトが進展した結果、5人に1人のBBCの女性職員は現場環境が楽しくなったと答え、視聴者もその変化に気づいたそうです。この成功を受けてBBC会長はこのプロジェクトを提携メディアにも広げていくと宣言しています。短期間でこれだけ成果をあげたことに一番喜んでいるのは会長のようです。

「50:50プロジェクト」はBBCワールドを担当する男性ニュースキャスターと女性プロデューサーの提案で始まりました。実は提案した二人とも、このプロジェクトがここまで進展するとは予想していなかったようです。

Perspective | One news anchor decided to put more women on air. Now his idea has gone global.BBC’s 50:50 project rights the gender balance when it comes
https://www.washingtonpost.com/lifestyle/style/one-news-anchor-decided-to-put-more-women-on-air-now-his-idea-has-gone-global/2019/05/14/ae17ae92-7593-11e9-b3f5-5673edf2d127_story.html?utm_term=.28fa46d0ae0b

BBCではこの50:50プロジェクトの成功を受け、同プログラムをThe Financial Times, ABC News など他のメディアにも広げていく計画を立てています。

This BBC news host decided to put more women on air. Now teams and companies around the world are replicating his idea. 
https://www.thelily.com/this-bbc-news-host-decided-to-put-more-women-on-air-now-teams-and-companies-around-the-world-are-replicating-his-idea/

日本のメディアの現状はどうでしょうか?NHK日曜討論の直近のパネリストの顔触れを見て頂ければわかりますが、女性の専門家はほぼ毎回ゼロに近く、出演していても1人とかが現状です。日本では女性の専門家、政治家の意見が主流メディアでは反映されにくい状況が続いています。私はこの50:50プロジェクトを導入することになったThe Financial Times紙を傘下に持つ日本経済新聞、そして公共放送のNHKなど日本のメディアはもっとジェンダーギャップの問題に真剣に取り組むべきだと思います。

過去の放送 - 日曜討論 - NHK
https://www4.nhk.or.jp/touron/5/

一社員が提言し、トップが決定すれば、たった1年でこれだけの成果が出せるのです。日本で男女雇用機会均等法が導入されたのは1986年ですが、実は職場の多様性を確保するのはそれほど困難ではなく、意識改革と努力が伴えば確実に実行可能なことをBBCの事例から学びました。




タグ:メディア

2019年02月22日

2/28(木)朝英語の会梅田のテーマ:ジェンダーレスの学校制服

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2/28(木)朝英語の会梅田に利用するThe Japan Times紙の記事が発表されました。2/18(月)に電子版で配信され、2/19(火)紙版で発売された以下の記事です。

Let's discuss school uniforms
https://www.japantimes.co.jp/life/2019/02/18/language/lets-discuss-school-uniforms/#.XG5H5ej7TIV

今回は性の多様化を受けて「ユニセックス」「ジェンダーレス」の学校制服の導入についての議論です。東京都中野区・世田谷区の公立中学では今年の春から制服に関するデザイン及び着用のルールが変わり、女子生徒は制服のスカートかパンツかを選択できるようになりました。その地域の公立中学に入学予定の小学校6年生達の区長への要望書を受けての決断です。しかしながら、区ではイジメ問題を懸念して、まだ男子生徒にスカートの着用を許可するかは検討中だそうです。

東京都の取り組みが始まる前、千葉県柏市で2018年に新しく開設された公立中学が「女子も男子もスカートOK」という制服を提唱し話題を集めました。LGBT=性的マイノリティーへの関心の高まりを受けて、性別の差を極力なくすことを目指した「ジェンダーレス制服」です。

制服「女子も男子もスカートOK」
https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2018_0315.html

柏市が“ジェンダーレス制服”に注目するきっかけとなったのは、かつて制服で苦しんだ生徒の存在でした。心と体の性が一致しないトランスジェンダーの人たちにとって、心の性と異なる制服を着ることには強い抵抗感があったそうです。

柏市の新中学校で“ジェンダーレス制服”の導入を決定したのは、新中学に入学予定の児童や保護者もメンバーに加わった検討委員会です。「私服にすれば問題は起きない」と制服そのものを廃止する学校も出ていますが、市の教育委員会のアンケートでは「制服は必要」と回答する保護者が9割近くに達しました。検討委員会では、どのような制服が望ましいか話し合いを重ね、その結果「LGBTの人たちに限らず、誰でも自由に選べる制服がいい」という保護者らの発案で、ジェンダーレス制服の決定に至ったそうです。

制服メーカーの間では、こうしたLGBTへの関心が高まっていることを受けて、“ジェンダーレス制服”を模索する動きが徐々に広がっています。柏市の中学校の「選べる制服」を担当した岡山市の大手制服メーカーのトンボでは、2年ほど前から担当の社員をおいて、開発に力を入れているそうです。

海外ではどのような取り組みが始まっているのでしょうか?イギリス国内で自治権をもつウェールズ地域では、学校の制服は「ジェンダー・ニュートラル」(性に対して中立)であるべきとの指針を発表しています。

School uniform 'should be gender neutral' in Wales
https://www.bbc.com/news/uk-wales-46373351

またイングランド地域では、日本の中学校にあたる40の学校で「制服のスカートを禁止し、男女ともに同じスラックスを着ることになった」ということです。

40 English secondary schools have banned pupils from wearing skirts 
https://www.independent.co.uk/life-style/skirt-ban-secondary-schools-uniform-england-gender-neutral-transgender-pupils-a8426411.html

教育現場のLGBTの問題に詳しい千葉大学の片岡洋子教授「学校現場では制服だけでなく、体育の男女別の授業や男女別の名簿など、いまだに性による区別が多く残っている。制服問題への対応を皮切りに、現場の意識が変わっていくことを期待している。また子どもたちが性の多様性について学ぶことも大事でジェンダーレス制服はそのきっかけになる」と語っているそうです。

近年、日本でもようやく受け入れられつつある「多様な性」「性別のステレオタイプの問題」そして「ブラック校則」と呼ばれている日本の厳しすぎる学校制服のルールなど、様々な観点からこの問題を考えてみる必要があるようです。



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