2019年02月06日
2/14(木)朝英語の会梅田のテーマ:広告における差別的表現・炎上問題
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朝英語の会梅田 2/14(木)は2/5(火)発売のThe Japan Timesの以下の記事を使います。今回の内容は日清食品の広告のに使われた大坂なおみ選手の描写が人種差別的であると SNSで炎上し、後に動画広告が削除された件に関する記事です。
Let's discuss the Naomi Osaka whitewashing uproar
https://www.japantimes.co.jp/life/2019/02/04/language/lets-discuss-naomi-osaka-whitewashing-uproar/#.XFk6q1z7TIV
日本在住の作家のバイエ・マクニール(Baye McNeil)氏は多文化社会に移行しつつある日本を含む世界の国々で、大坂なおみ選手がが多様な文化的背景をもつ「ハーフ」の子供たちのロールモデルとなりつつある一方、日清食品が広告で描いた本人とは明らかに肌の色や髪型が違う「大坂なおみ」の描写に失望しています。
Someone lost their noodle making this new Nissin ad featuring Naomi Osaka
https://www.japantimes.co.jp/community/2019/01/19/our-lives/someone-lost-noodle-making-new-nissin-ad-featuring-naomi-osaka/#.XFlSflz7TIW
日清「大坂なおみ動画」炎上→削除問題の本質〜グローバル企業として欠けていた視点とは
https://toyokeizai.net/articles/-/262053
そして彼以外にも多くの識者が日清食品のようなグローバル・ブランドを持つ日本企業が世界で主流になっている様々な種類の差別的表現に対するリテラシーが極めて低く、広告の表現に関しての配慮が十分ではないことに危機感を抱いています。
「大坂なおみを白くした」日清CMの超時代錯誤〜責任者が知るべき「黒人たちの奮闘の歴史」
https://toyokeizai.net/articles/-/262530
事実、その後、The New York Times、BBC、The Guardianなどの欧米メディアの批判を受けて、日清食品はこの広告を削除するに至ります。
Ad Showing Naomi Osaka With Light Skin Prompts Backlash and an Apology
https://www.nytimes.com/2019/01/22/world/asia/naomi-osaka-anime-ad.html
Naomi Osaka: Tennis star responds to 'whitewashed' ad
https://www.bbc.com/news/world-asia-46986366
Naomi Osaka sponsor apologises for 'whitewashing' tennis star in ad
https://www.theguardian.com/sport/2019/jan/23/naomi-osaka-sponsor-apologises-for-whitewashing-tennis-star-in-ad?CMP=share_btn_tw
しかも、それだけでなく、実は交渉の途中でのコミュニュケーション不足から、日本のエージェントは了承していたものの、大坂なおみ選手はこの広告の画像については知らされていなかったことが判明しました。くわえて、後日の記者会見で、その広告に関する質問に対する大坂選手の回答を「私は気にしていない」と全く逆の意味で誤訳するという失態を時事通信社、朝日新聞社が犯してしまったのです。
日清、大坂なおみ選手のアニメCMを公開停止に 「選手活動に影響があると判断」
https://www.huffingtonpost.jp/2019/01/23/nissin-naomi-osaka-cm_a_23651195/?ncid=other_twitter_cooo9wqtham&utm_campaign=share_twitter
何故、多くの日本人が多文化社会の留意すべき点に関して、このように理解度が低いのかということを詳細に分析したのが以下のダイヤモンド誌の記事です。
大坂選手の「肌の色」や「発言」を悪意なく変えてしまう日本人の病理
https://diamond.jp/articles/-/192484
外国人労働者や留学生など定住・長期滞在の外国人の増加だけでなく、いまや「観光大国」を掲げ、毎年多くの訪問客を迎える日本。そして、多くの企業がグローバル市場での顧客を求めて熾烈に競争しているのが現代社会の縮図です。そんな中で、日本人は今後どのように人権感覚・国際感覚を磨いていけばいいのでしょうか。我々の知性が試されています。
朝英語の会梅田 2/14(木)は2/5(火)発売のThe Japan Timesの以下の記事を使います。今回の内容は日清食品の広告のに使われた大坂なおみ選手の描写が人種差別的であると SNSで炎上し、後に動画広告が削除された件に関する記事です。
Let's discuss the Naomi Osaka whitewashing uproar
https://www.japantimes.co.jp/life/2019/02/04/language/lets-discuss-naomi-osaka-whitewashing-uproar/#.XFk6q1z7TIV
日本在住の作家のバイエ・マクニール(Baye McNeil)氏は多文化社会に移行しつつある日本を含む世界の国々で、大坂なおみ選手がが多様な文化的背景をもつ「ハーフ」の子供たちのロールモデルとなりつつある一方、日清食品が広告で描いた本人とは明らかに肌の色や髪型が違う「大坂なおみ」の描写に失望しています。
Someone lost their noodle making this new Nissin ad featuring Naomi Osaka
https://www.japantimes.co.jp/community/2019/01/19/our-lives/someone-lost-noodle-making-new-nissin-ad-featuring-naomi-osaka/#.XFlSflz7TIW
日清「大坂なおみ動画」炎上→削除問題の本質〜グローバル企業として欠けていた視点とは
https://toyokeizai.net/articles/-/262053
そして彼以外にも多くの識者が日清食品のようなグローバル・ブランドを持つ日本企業が世界で主流になっている様々な種類の差別的表現に対するリテラシーが極めて低く、広告の表現に関しての配慮が十分ではないことに危機感を抱いています。
「大坂なおみを白くした」日清CMの超時代錯誤〜責任者が知るべき「黒人たちの奮闘の歴史」
https://toyokeizai.net/articles/-/262530
事実、その後、The New York Times、BBC、The Guardianなどの欧米メディアの批判を受けて、日清食品はこの広告を削除するに至ります。
Ad Showing Naomi Osaka With Light Skin Prompts Backlash and an Apology
https://www.nytimes.com/2019/01/22/world/asia/naomi-osaka-anime-ad.html
Naomi Osaka: Tennis star responds to 'whitewashed' ad
https://www.bbc.com/news/world-asia-46986366
Naomi Osaka sponsor apologises for 'whitewashing' tennis star in ad
https://www.theguardian.com/sport/2019/jan/23/naomi-osaka-sponsor-apologises-for-whitewashing-tennis-star-in-ad?CMP=share_btn_tw
しかも、それだけでなく、実は交渉の途中でのコミュニュケーション不足から、日本のエージェントは了承していたものの、大坂なおみ選手はこの広告の画像については知らされていなかったことが判明しました。くわえて、後日の記者会見で、その広告に関する質問に対する大坂選手の回答を「私は気にしていない」と全く逆の意味で誤訳するという失態を時事通信社、朝日新聞社が犯してしまったのです。
日清、大坂なおみ選手のアニメCMを公開停止に 「選手活動に影響があると判断」
https://www.huffingtonpost.jp/2019/01/23/nissin-naomi-osaka-cm_a_23651195/?ncid=other_twitter_cooo9wqtham&utm_campaign=share_twitter
何故、多くの日本人が多文化社会の留意すべき点に関して、このように理解度が低いのかということを詳細に分析したのが以下のダイヤモンド誌の記事です。
大坂選手の「肌の色」や「発言」を悪意なく変えてしまう日本人の病理
https://diamond.jp/articles/-/192484
外国人労働者や留学生など定住・長期滞在の外国人の増加だけでなく、いまや「観光大国」を掲げ、毎年多くの訪問客を迎える日本。そして、多くの企業がグローバル市場での顧客を求めて熾烈に競争しているのが現代社会の縮図です。そんな中で、日本人は今後どのように人権感覚・国際感覚を磨いていけばいいのでしょうか。我々の知性が試されています。
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