ラノベぐらし！

『可愛ければ変態でも好きになってくれますか？』13巻の感想・評価です。
遂に慧輝に彼女ができる！

可愛ければ変態でも好きになってくれますか？ 13巻　/　花間 燈


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慧輝は瑞葉に告白しましたが、振られてしまいました！
しかし瑞葉と慧輝はずっと仲が良く、彼女が慧輝のことを好きじゃないはずはありません。どうして瑞葉が慧輝の告白を断ったのか調べると、校内で慧輝と瑞葉の仲が噂になっていることが発覚。
『兄妹で好き合うなんてありえない、気持ち悪い』
そういった悪評が流れていることが分かりました。

慧輝は瑞葉と結ばれるため、強引な手段に出ます！
変態だらけの女性関係に、いよいよ決着がつきます。


＜作品の特徴(５段階評価)＞
おすすめ度　　　　★★★★
ハーレム度　　　　★★★★★
戦闘・バトルの量：★(日常。高校生活)
ラブコメ量：　　　★★★★★
読みやすさ：　　　★★★★★
＜感想＞
慧輝の恋愛に決着！カップル成立おめでとう！

この作品の中で、私が一番好きなキャラは藤本彩乃でした。でも正直、他の書道部の部員を差し置いて慧輝とくっつくことはないだろうと思っていました。
やはりその通りになってしまいとても残念……。こればかりはしょうがないです。

慧輝に彼女ができたのは嬉しいんですが、選ばれなかった多くの女子たちが少し可哀想。みんなそこまで落ち込まず、普通に振舞ってはいますがショックは大きかったはず。健気です。
特に、真緒は慧輝のことが好きなのに、瑞葉とくっつくために慧輝を煽って励ましてくれました。
『大丈夫だよ。瑞葉は絶対、桐生のことが好きだから』。この本の裏表紙のあらすじにも書いてある真緒のセリフですが、彼女は最高の女友達だと思いました！(あとはBL趣味さえ無ければ……)

ちょっと気になった部分がありました。
瑞葉と慧輝は兄妹なので、カップルになると学校内での体裁が悪いです。それを解決するために、慧輝は自分と瑞葉との関係の情報を操作して、学校中に流しました。
そしてこの時なんですが、しれっと瑞葉の両親が亡くなっていることも学校中に広めていました！作中ではスルーしていましたが、私はけっこうデリケートな部分だと思うので気になりました。

そして、次回の14巻がこのシリーズの最終巻だそうです！
正直この13巻で終わりになっても良かった気がしますが、14巻は何をするんでしょうか？
とりあえず、これまであまり出てこなかった慧輝たちの両親とのやり取りはありそうです。
慧輝たちの今後ですが、唯花ちゃんや真緒は慧輝を諦めてなんとか生きていけそうです。しかし紗雪先輩がとても心配です……。
紗雪先輩はペット願望のあるドM。愛人適正は高いです。意外と本当に紗雪先輩を桐生家のペットとして飼ってあげたら丸く収まる気もします(流石にダメか)
14巻も楽しみです！

(『可愛ければ変態でも好きになってくれますか？』13巻の感想・評価)