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2016年08月31日

ディアボーイズの続きが見てみたい96話  〜出来事その2〜

布施「ってか、高階がその都度声かけてるのに、動き全然かわんね〜じゃん。こいつら本当にやる気あんのか?」


チャー「本来の動きが出来れば、本当に強いのか?ちょっと気になってるんでしょ」


布施「うるせ〜、俺はただな。ただ瑞穂が無様に負けるとこを見にきただけだ。1年が気になるわけないだろ」


チャー(うるせ〜のは自分じゃん。ってか、言ってる事むちゃくちゃだし。それにしても、瑞穂のこの状況はちょっと拍子抜けだな。わざわざ見に来る必要はなかったかな)


布施「何で、榊原さんはこんな試合を見に来いって言ったんだ?」


大門「でもよ〜、さっきから歩がアツくなってるのは良いとしてもよ。安全圏のリードを取られているにも関わらず、瑞穂の監督は動かね〜。それに、哀川さん達もすごい冷静に見てないか?」


柳本「確かに、これだけ離されると応援するやつは、アツくなるはず」


布施(う・・・)←アツくなってるやつ


梁川「ベンチが静かすぎるってのも嫌だよな。俺達が1年の頃の、うちのベンチみたいだぜ」


チャー「ただ、うちみたいに控えに実はすげ〜実力もった1年が控えているわけではなさそうだし」


布施(そうだ。高階のやつも色々と声掛けをしているが、あせっている様子はない。このメンバーで逆転可能って事なのか・・)


梁川(ふふふ、やっぱり瑞穂の事は気になるようだな。真剣な表情してんじゃん)




コート上では瑞穂メンバーが、焦りを感じながら試合をしている。
ただ、高階一人は全員をいつもの動きにさせようとリラックスさせるように動いていた。


トーヤ(ラスト5分か。18点差・・・20点にされるのと16点にされるのは、違いが大きすぎる・・・ここはさすがに俺が攻めるか)


水前寺(こんな時どうしたら・・・藤原先輩)


トーヤ「こっちだ」


水前寺(ん?藤原さん)


思わずパスをする水前寺。パスを受け取ったのは高階
(うっ、久しぶりのモノマネか・・・)


ただ、プレーはモノマネではない。



切れのあるドリブルでゴールに突っ込む。ゴール手前でバックターン。ディフェンスをかわしてシュート。


ザシュ



「おおお、高階の個人技だ」


「ってか、さっきから個人技しか点入ってね〜じゃね〜かよ」



石井「こら、お前等、練習を思い出せぇ!!いつもそんな動きしてね〜だろ」


石井が叫んだ。


コート上の全員にその声は届いている。なんせ会場の客にも聞こえる声で叫んだのだから


森高(大丈夫なのかな?男バス。哀ちゃん、全然表情変えないけど・・・大丈夫ってこと?)


榎本・水前寺(くっそぉ〜〜)


水前寺(・・・)


桑田(そうだ、俺にとってはせっかくのスタメンのチャンスなんだ。もっと動かなきゃ)




藤原「おっ、ディフェンスの動きがよくなってる」


哀川「うん。ポジション取りから考えて動いている」


三浦「石井君のゲキが聞いたかな」


石井の一言が選手にささり、1年の動きがよくなっていった。


氷室、杏崎もそれを感じ取った。



ただ、その矢先に二つ目の出来事が起こった。



榎本(冷静にみると、キャプテンの西村って奴以外の動き、全然よくね〜じゃね〜か)


水前寺(充分おさえられる。何でびびってたんだ?)


桑田(俺だって、瑞穂のメンバーなんだ。練習に比べれば、これぐらいの相手に勝てる)


紅林(・・・)


それぞれの想いがディフェンスのリズムをもたらし、冷静になれば相手に勝てると感じてきた。


西村「24秒になる。そこからでいいから打て!!」


榎本(よし、止められる)


トーヤ「榎っち、落ち着け〜〜〜」


榎本「え???」



ドンッ。



榎本「あっ、しまった・・・」


審判の指は3本立っている・・・・







ザシュ




ファール白7番
バスケットカウントワンスロー


4ポイントプレーが飛び出すと同時に、瑞穂のレギュラー榎本が試合23分を残して4つ目のファールとなる。


この出来事その2には、さすがの氷室を右手で顔を抑え、「しまった」という表情を隠せなかった


氷室「タイムアウトよ」



DEARBOYS NEXT




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