アフィリエイト広告を利用しています
ディアボーイズを語る部屋(コメント待ってます)
過去リンク(カテゴリーの最初の一話)
最新記事
<< 2022年07月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
スポンサーサイト
最新コメント
ファン
検索
カテゴリー
リンク集

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2016年10月02日

ディアボーイズの続きが見てみたい107話 〜電車をあまりしりません〜



哀川「トーヤ達、やったね。決勝リーグ進出」


藤原「ああ、正直どうなるかと思ってたけどよ。やっぱ湯川の加入はでけ〜よな」


哀川「うん。チームに溶け込んでるのか、ってのはちょっと別にして、トーヤがうまく合わせているよ」


藤原「あいつ、ほんと器用に何でもこなすよな。俺達の時だってそうだったし。他人に合わせられるっていうか、自分のプレーを人にうまく融合させるっていうか」


哀川「うん、すごいプレーヤーだよ。トーヤを見ていたら、チームの欠点っていうか足りない部分を、うまく埋めているのがよくわかるよね」


藤原「思えば、俺達の時もそうだったよな。あいつが来てチームの幅が広がったんだ」



しばし、二人とも高階トーヤが入部して、チームのバリエーションが増え、それを練習していた時の体育館の光景を思い出していた。





哀川「ねぇ、拓。そういえばさ、本当に秋吉ちゃんに黙ってていいの?」


藤原「ああ、あいつに言うと、うるせ〜からな。お前こそ森高に言ったのかよ」


哀川「えっ、俺。言えるわけないじゃん。拓が秋吉ちゃんに言ってないのに、もし麻衣ちゃんが言っちゃったら・・・」


藤原「はは。確かに。すまね〜な。付き合ってもらって」


哀川「いいよ。この間、拓の言ってた事、よくわかったし。俺も見てみたいしね」


藤原「ああ、もっかいバスケやろうぜ。一緒によ」




場所は新幹線。二人が向かっていたのは

車掌「ただいま、三河安城を通過致しまして、あと数分で名古屋。名古屋に到着致します・・・・」



藤原「さてっと」


哀川「拓、ここじゃないよ。新大阪だよ」


藤原「えっ」


哀川「まだ名古屋だって」


顔を赤くしながら
藤原「ばっか、降りるんじゃね〜よ。ちょっとトイレに行こうとしただけだ」


哀川「あ、そっか」


移動するがすぐに帰ってくる藤原
「降りる客がいるからよ。邪魔になりそうだったんで、トイレ後にするわ」


哀川「あ・・・そう」



二人は何校からも推薦を受けていた。ただ、関西にどうしても見たい大学が二つだけあった。


熱烈なラブコールをくれた 
東大阪商業大学。
そして下條の教え子が監督をしている関西学園大学。


藤原は哀川と将来の夢へ向かって語る時間が増えていた。


藤原自身は哀川と同じ大学へ進み、一緒にプレーしたい気持ちが強かった。
ただ、寡黙な藤原はそれを言葉にする事ができなかった。


哀川はそんな藤原の気持ちに気付きながらも何も言わなかった。自分でも迷いがあったから。バスケはしたい、という気持ちは藤原と全く一緒だった。


そんなある日、藤原が一緒に大学のバスケを見に行こう。と哀川を誘ったのがきっかけ。


哀川は返事をしたものの、まさか関西に学校をさぼってまで行くとは思っていなかった。



車掌「次は新大阪〜新大阪でございます・・・・」


寝ている哀川
藤原「哀川、次だぞ。降りなきゃ、新神戸までいっちまうぞ」




車掌「・・・次は終点新大阪、お荷物のお忘れものなきよう、お降り下さい」


哀川「大丈夫だよ、拓。終点だから」


藤原「え・・・・」


哀川「へ〜、拓って電車あまり知らね〜んだ」


藤原「うっせ〜、新幹線なんて乗らね〜から、あまり知らね〜んだよ」


哀川「あはははは、弱点発見。拓、頭いいから予想外だったよ(笑)」



新大阪の駅についた二人。

藤原「とりあえず、今日は東大阪にいくぞ。んで、大阪に一泊して明日は兵庫県だ」


哀川「そうだね、じゃあ、東大阪にいってみよう、確かJRで乗り換えだね」


藤原「ああ、山手線みたいな電車に乗っていくみたいだ。そっから乗り換えな。確か舞鶴って駅があんだ」


哀川「舞鶴じゃなくて、鶴橋だよ、拓。環状線にのって、近鉄で乗り換えね」


藤原「ああ、鶴橋な」


哀川(拓、地理が弱いんだな・・・)


DEARBOYS NEXT



×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。