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2015年12月20日
『沈底魚』第53回江戸川乱歩賞受賞(2007年)著者曽根 圭介(そね けいすけ)
沈底魚
現職国会議員に中国のスパイがいるという情報によって、極秘に警視庁外事課に捜査本部が設置された。
指揮官として警察庁から女性キャリア理事官が送り込まれるが、百戦錬磨の捜査員たちは独自に捜査を進める。
その線上に浮かんだのは、次期総理の呼び声高い芥川健太郎だった。
著者 曽根圭介
1967年静岡県生まれ。早稲田大学商学部中退。2007年、「鼻」で第14回日本ホラー小説大賞短編賞、『沈底魚』(本書)で第53回江戸川乱歩賞をそれぞれ受賞。’09年、「熱帯夜」で第62回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。