2021年03月31日
損切がへた
これもkeiさんのメルマガからですが、損切されど損切という感じですかね。
損切の言葉上の重要性を知っている人はほとんどだと思いますが、本当に
心から実感している人は、損切出来ずに大穴を開けたトレーダーと、そうい
う経験を通じて利益を出せるようになったトレーダーだけと思います。
誰でも損失の確定は嫌なものです。数パーセントの損切でも回を重ねると
メンタル的に負担となって来ますし、使っている手法に対する不信感も芽生
えて来ます。そして遂には損切をしなくなるか、遠いところへ損切ポジショ
ンを置くようになってしまいます。それがまずい事だとわかっていてもです。
非常にデリケートでメンタルな課題です。但し、損切が大事と言っても、ト
レードのスタイルによって、はさほど神経質になる必要もない場合もありま
す。特に長期投資に於いては、極端に高いところで買っていない限り、シビ
アな損切は必要ないと思います。但し、デイトレに代表される超短期、短期
売買に於いては絶対です。
さてここで改めて考えてみたいのですが、何故損切かは当然含み損の拡大を
防ぎ、致命傷を負わないための防止策です。という事は買いや売りでエント
リーした後、自分の思惑とは反対に相場が展開した段階で機能しなければな
りません。要するに自分がエントリーした理由が無くなった時点やポイント
に、損切ポイントを設定するという事です。
但しここが一番難しいところで、理想的な損切ポイントの設定は、そう簡単
ではありません。そのトレーダーの取っている時間軸、前の高値安値、テク
ニカル指標、各種線形、トレーリングストップ等要素は沢山あるからです。
現実にはそれらの中から自分のトレードスタイルに合った設定を、トライ&
エラーしながら探し調整してていくのが一番かと思います。
一つだけ言える事は、短期の時間軸を取れば取るほどにシビアな小さい損切
ポジションを設定しないと意味がない、という事でしょうか。そして優れた
トレーダーは例外なく損切が上手という事です。それでは又。
【相場師朗】のショットガン投資法
紫垣デイトレード塾
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