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日本は悪くない悪いのはアメリカだ 感想

本書の内容はバブルのころのアメリカの経済の問題は
日本の問題ではないという趣旨の本だが
本書が書かれたのは20年以上も前なので
現在と状況がかなり違うし、本書の経済政策にすべて正しいとは
思わないが本書で指摘されている問題は
基本的に現在も変わらず残っていると思う。


その1つとして本書では国民経済ということを
日本にいる1億2千万の国民をどのように生活させていくか
ということを書いているが、
現在グローバル化といわれている現在はこのことの
重要性は大きくなっていると思うが
そのことについて、あまり語られていないように思う。

ちなみに本書では「アメリカとの貿易摩擦を改善するには円高にする」
という世間の空気があったらしいが
現在円高で日本は困っているのは
この風潮の後遺症なのだろうか。


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