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帝王学(山下七平) 感想



本書は中国の古典である『貞観政要』を
現代のビジネスリーダーに向けて書いた本で
あるらしいが、そこまで現代のビジネスマン用に
向けて書いているようなことは思わなかった。








p4
だが、現代で最も大きな権力を握っているのは
「大衆」かも知れない。この点、西部邁氏の『大衆への反逆』は
示唆に富む面白い著作だが、「大衆=帝王」にうっかり反逆したら、
たちまち抹殺されてしまうであろう。
だが、これは大衆が愚かだということではない。
(中略)
しかし、いかなる賢者も権力をもてばおかしくなり
「三年でバカになる」という諺もある。
さらにこまったことに、「大衆」という権力は常に
責任を負わないですむ。



本書では民主主義では大衆が権力を持つ、
しかし大衆は権力の責任を取らないと書いている。

これは選挙のときに現れる。
2ちゃんねるでは「民主党に投票したやつは腹切れ」
とか過激なことを書いているのをたまに見るが
これは有権者が無知ということを言っていると思うが

大前提として国民に選ばれた政治家が
このような帝王学を発揮しなければならないと
思うが、マスコミも政治家もそのようには感じない。

まあ、自分が言っても説得力はないんですけどね。



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