雑学オタクの独り言

いや〜植物の世界は面白い。



メキシコ原産のマメ科の植物のアリアカシアの事を、今日はお話します。



アリアカシアの名前のとおり、
ある種のアリと面白い関係があるんです。



このアリアカシアには
大きなトゲがあり、その中が空洞になっています。



それが、ある種のアリにとって、
物凄い、いい環境なんです。
風水が効いている家みたい。



ここで、住んでいる限り、
アリたちは食料に困る事はないのです。



甘い樹液や、
蛋白質を豊富に含む汁を分泌してくれる、アリアカシア。



住むところから、
食べるものまで提供してくれる、
素晴らしい大家さん。




だから、
アリたちも、こんないいところを守る為に必死になるのです。



アリアカシアにとっての害虫が、
そんな虫が寄ってくると、

アリたちは、もう集団で攻撃をしかけます。
死活問題です。



また、アリアカシアに絡みつくツル性の植物を、アリアカシアの生育の邪魔にならないように切断したりもします。



んで、周りの植物が成長して、アリアカシアが日陰にならないようにもします。



も〜〜愛妻家じゃない、
愛アリアカシア家。w



家は人がいなくなると、
永い間、空き家だと朽ちるのが早い。



アリアカシアもアリたちを駆除すると、
枯れるのが早いらしい。



それと、アリアカシアの樹液には
樹液をのんだアリが依存しなければならないシクミがあるらしい。



案外、お人好しじゃないのね？w



まあ〜なんの世界でも
助け合いは大事です。w