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2018年11月03日

ハマグリと親の願いと食い違い

ハマグリの貝の特徴って、知ってました?


語源としては、このハマグリは形が栗に似ていて、浜にあるからのハマグリになったみたいです。


そして、ハマグリの貝殻は面白い特徴を持っていて
、バラバラにしてしまったハマグリの貝殻を、
別のハマグリの貝殻と合わせようとしても、ピッタリ合いません。

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このことから、物事がぴったりとしっくり行きますようにと、
ひな祭りの時に、赤飯とハマグリのお吸い物を食べて祝う地方が多かった。



そして、その風習は、昔は二枚貝は女性をあらわしていたことも合わせて、
女の子がぴったりと、しっくりといく、いい相手に嫁ぎ、一生上手く添いとげられますようにとの親の願いだったらしい。

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だから、ハマグリを食べるというのは、そういう願い、意味も込められた風習で、昔はなかなか離婚も認められなかったし、

最初からいい相手に回り合うことが幸せの条件だったから。



親にすれば、やり直しすることなく、最初からいい相手にめぐりあってほしいという、
親心からの願い。


優しい、素晴らしい風習、言い伝え。


そして、室町時代ぐらいの大昔は、
「貝桶」というのが、嫁入り道具の1つだったらしい。

そして、嫁ぎ先に先に届けた「貝桶」と輿入れに持参する貝桶の中には、
それぞれ360個の殻が入っており、1年を通じての夫婦和合を願うものだったとか。



これとは別に、ハマグリの食い違わない、ぴったりといくという貝殻を合わせた特徴からの、逆の面白い語源もあります。




例えば、グレるという言葉がありますよね?
これは子供がグレるとかに使いますよね?

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これは、ハマグリのようにぴったりといかない、しっくりいかない、物事が食い違ってしまう、
当てが外れてしまうというのを、


ハマグリ→グリハマ→グレハマ→
最後にグレるとなったらしいです。




ほんまかいな〜〜?




このグレるからの発展形で、愚連隊などという言葉もできたみたいですよ〜。




まあ、ぴったりと、しっくりといく、ハマグリのような形でいきたいものです。
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