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2017年12月08日

昨今.御葬式事情6.宮型霊柩車と利他の心

前のブログで宮型霊柩車が
活躍の場所というか、なくなってきている現状を書いた。


理由としては、


御葬式の捉え方が変わってきているから。


お金を御葬式にかけなくなってきているから。


自治体が経営する火葬場への乗り入れが禁じられているところがふえつつあるから。


あまりにも御葬式.死を連想させる事から、
場所によっては高齢者にウケがよくないから。


と、あ〜〜なるほどなと言う理由ばかりなのだが。

宮型霊柩車=御葬式のイメージはあまりにも強く、
親指隠せの俗信があるくらいです。


しかし、脳科学的にみると、
利他行動の脳領域には
死を意識する場所と同じ場所にあるらしいです。

そういえば、
西洋占星術でも、
四柱推命でも、
人生の終焉をあらわす場所になるほど、
星が優しく、利他の心に近づいているように表されている。


だから、御葬式で、
死者を弔う儀式は
死者の魂を彼岸に送り出すだけでなく、
子どもとか、残った身内に利他心を意識させる意味もあるのかも。


人間が弱肉強食や、
自然淘汰の中で生き残れてきた理由が、
助け合いの心があるからと
何かの本で読んだ記憶があります。


だから、利他の心は本当に大事なのだと思います。


人間だけが死者を弔う心を持っているんです。


話がだいぶ脱線してしまいましたw。


宮型霊柩車の事です。


日本では需要がなくなってきてる宮型霊柩車ですが、
なんと、モンゴルで大人気らしいです。


モンゴルの人は清貧で質素を旨とした生活をおくっているんですが、

親戚一同が集まる冠婚葬祭を盛大に行うのが伝統らしいです。


で、あのインパクトある宮型霊柩車がうけたらしいです。


日本で需要がなくなっていることもあり、
安く手に入ることもあって、
モンゴルの人にはかなり喜ばれているとか。


きっかけは相撲で、
日本にたくさん来ているモンゴル人力士が伝えたらしいです。


モンゴルでは

あれは走る寺だとか、


迫害された仏教の復興に寄与しているとか、


信仰の拠り所になるとか、


亡くなった人たちを盛大に送り出したい私たちの気持ちをあらわしているとか、


も〜〜大人気。


捨てる神あれば、拾う神あり。


あ〜〜
死ぬまでに、
日本で活躍してくれた宮型霊柩車を、

モンゴルの大雪原を走る宮型霊柩車の勇姿をみてみたい。









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