立秋は当にすぎたというのに、今日も澄みわたる大きな大きな青い空
夏はまだまだ終わりません。

夏休みの感想文、終わりましたか？
今日は宿題を終わらせることができる本をご紹介しましょう。



何でもすぐ手に入ることで
私達は大事なことを忘れていました。

それに気づかせてくれたのは
中村文人さん著
「コロッケ先生の情熱！　古紙リサイクル授業」佼成出版社　
です。

「リサイクル」という言葉はもうご存知と思いますが、この本を読むビフォーア・アフターでは
その言葉の印象は一変しています。

コロッケ先生こと小六信和さんが子供の頃、お父さんに叱られて倉庫の奥にすわらされたとき、お母さんが信和さんをだきよせて言った言葉です。

「ここにつんである古新聞やダンボールは、みんなから、くずといわれとる。でもな、これはくずやないんやで。お父ちゃんは、この一枚一枚を大切に集めて……」（本文より）

小六さんは、岡山県にある、リサイクル会社の社長さんですが、ボランティアで、小学校や中学校の子供たちに古紙リサイクルの大切さを伝える授業を行っています。

あなたもきっと、大切なこと、面白いことに気づけることでしょう
そして、コロッケ先生に会ってみたくなるかもしれませんね。
心が優しくなれる本です。

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皆さん、お久しぶりです。

ご無沙汰して申し訳ありませんでした

今日は、心に残る1冊の絵本をご紹介いたします。

漆原智良先生の「ど根性ひまわりのき〜ぼうちゃん」（絵・さくらせかい）第三文明社です。


どんなにつらくても

どんなに苦しくても

生きていかねばならない時がある。

2011年3月11日

東北を襲った大地震、大津波

テレビで映し出された映像は、あまりにも恐ろしく

今でも目に焼きついています。

被災された方々は、家族を失い、家を失い

その悲しみは、簡単に言葉で語れるものではないでしょう。

でも、そのなかでも必死で生きよう、がんばろうと立ちあがりました。

それは人間だけではなかったのです。
いいえ、辛い中、がんばってるみんなを応援するために
ひとつぶの種がど根性をみせたのかもしれません。

津波で土も流され、海の潮をかぶった傷だらけの土の中から
がれきの山を押しのけて、1本のひまわりが、芽を出していたのです！

「津波にも負けなかったひまわりだ。すごいなあ」（本文より）


悲しみの中で、みんなにどれだけ大きな希望を与えてくれたことでしょう。
幸せの黄色いひまわり
き〜ぼ〜ちゃん

決して忘れてはいけない。
作者の熱い想いのつまった一冊です。

皆さんも是非「き〜ぼ〜ちゃん」からのメッセージを受け取ってください

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