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<場面緘黙児にとって居心地のいい環境って?@>

場面緘黙児は集団生活の中でいつも緊張と恐怖心で落ち着かない
環境に居ることが多いようです。

ではどのような環境なら緊張から解放され落ち着くのでしょう。

・いつも自分の視野の中に信頼のできる先生がさりげなく居てくれる。

・時には傍に来て「お天気いいね〜、外に行ってみる?一緒に行こうか」と
 話しかけてくれる。
・表情から気持ちを汲み取ってくれる先生が常に居てくれる。

緘黙児は同級生からのいたずらや悪口「アホ・ボケ」などの暴言を
即”いじめ”と捉えているわけではありません。
また、そういったことが即、緊張感や恐怖心に結びついている訳でもありません。

単純ないたずらなども継続的になった場合は「嫌だなぁ〜」って
悲しくなったりするのは当然です。
緘黙児に限らずそれは子どもなら当然の気持ちでしょう。

声を出さない、話さないのであれば「声だしてみてぇ〜」「自分の名前言ってみてぇ」
そう言って感黙児に話しかけることがあります。でも緘黙児はそれに答えることは
できませんが、だからといって”辛い、苦るしい”とは思っていません。

逆に自分の存在を意識してもらっているという安心感に変わるようです。
あまりしつこいとちょっと嫌になることはあります。

また、わざわざ”コチョコチョ”などをして笑う声を出させようと試みることもあります。

こそばいので顔の表情がゆるみ、歯を見せて、はにかんだだけで周りの子どもは
”笑った笑った”と大喜びしてくれることもあります。
悪気のない子どもたちの表情は見ていてわかるものです。
緘黙児も相手に悪気があるのかそうでないのかはわかるみたいです。

低学年の、このような子どもたちのやり取りは緘黙児にとっては居心地のいい
環境なのかも知れません。そっと見守ってあげるのもいいかも知れませんね。

この記事へのコメント

   

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プロフィール

ゆりママ
1995年著書 負けたらあかん!を出版しました。 場面緘黙症を乗り越えた娘の体験をもとに いじめによる自殺を何としても食い止めたいという思いで書きあげた本です。 大津いじめ事件に、心が傷み”死に急がないで!” と訴えたくてブログを立ち上げました。
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