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<緘黙児が”辛い!”と感じるのは”いじめ”られている時です>

緘黙児のほとんどは喋れない事を辛いとは思っていないようです。

極度の恐怖心から緊張が増して声が出せない、体が硬直するなどの症状はありますが
それが”辛さ”につながってはいないのです。

しかし本当に辛い思いをしているとしたら、それはいじめによる不本意な言葉
「アホ・ボケ」などを投げかけられ、背中を押されたり蹴られたりしてその場から
逃げることができない悔しさや惨めさから”辛く””悲しい”という気持ちに
なっているのです。

緘黙児だけでなく誰でも言葉の暴力や身体的暴力などの”いじめ”に遭うと”辛い”
”苦しい””悲しい”でしょう。

言葉の暴力も含め”いじめ”によって”辛さ”イコール”恐怖心”がますます強く
なり緘黙は悪化していきます。

そうなると克服できるチャンスが遠のいてしまいます。

現場で携わる先生方は喋れないと”いじめ”にあったりするから。と思って
自分の口でイエス、ノーがはっきり言えるようにしてあげなくてはと発語の訓練を
試みるようですが、イエス・ノーが言えないから辛いのではないのです。
またイエス・ノーが言えても”いじめ”はなくなりません。

その前にとにかくその子が抱いている”怖さ”が一体何なのかを探りその怖さから
開放してあげられる方法を見つけ安心できる環境作りを検討していくことが
克服への重要なカギのような気がします。

何度も繰り返しますが”いじめ”られるから辛くなるのです。

場面緘黙児に限らず全ての子どもたちが園や学校という場面で”辛い”という思いを
することなく安心して学び成長できる”いじめ”のない学校教育の場面環境を造るのは
私たち大人の責務ではないでしょうか。

つづく

この記事へのコメント

   

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プロフィール

ゆりママ
1995年著書 負けたらあかん!を出版しました。 場面緘黙症を乗り越えた娘の体験をもとに いじめによる自殺を何としても食い止めたいという思いで書きあげた本です。 大津いじめ事件に、心が傷み”死に急がないで!” と訴えたくてブログを立ち上げました。
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