今宵も元気なウサギです。
新年早々、読書三昧となっているウサギ。早速、東野圭吾さんの「希望の糸」を読み終えたのでシェアしていきたいと思います。
★希望の糸（著者：東野圭吾）
★あらすじ
小さなカフェを営む女性（弥生）が殺されたところから物語は始まる。警視庁捜査一課の加賀と松宮が懸命に捜査に当たるが、被害者に関する手掛かりは「善人」であるということだけ。暗礁にに乗り上げそうな時、彼女の不可解な行動を調べていると、ある少女の存在が浮上する。一方で、石川県金沢市で一人の男性（真次）が息を引き取ろうとしていた。彼の遺言書には意外な人物の名前があった。「彼女」や「彼」が追い求めた「希望」とは何だったのか！？
★ウサギの感想
「家族」という概念が薄れている「現代」に、今一度「家族」の在り方を教えてもらった一冊でした。「加賀恭一郎シリーズの中では異質な物語だな」って素直に思いましたが、テンポの良いストーリー展開なので一気読みでした。特に、物語の視点が「加賀」ではなく「松宮」で進んでいくところが新鮮でしたね。物語も、トリックなどないので推理小説が苦手な人にも「オススメ」です。読み終えた時、きっとあなたの「希望の糸」はどこにつながっているのか？知りたくなりますよ♬
★ウサギの独り言
「巡り合う」ことで、「人生」を豊かに。。。
人は誰かとつながる事で「影響」を受け、その「人生」を豊かにしていくと語る人を羨ましく思う。実際、そうであって欲しいとウサギも思う。でも、積極的に、そういう事が出来る人は少ないようにウサギは思います。だから「希望の糸」なのかな？って思ったりもしました。「巡り合うことで、人生を豊かに。。。」は、「誰も一人では生きられない。。。」であり「希望の糸の必要性」を暗示しているようにも思えました。奥が深いですね♬
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