今宵も元気なウサギです。
クライマックスに向かって慌ただしく読み漁っている「刑事・鳴沢了シリーズ」。第10・11弾を読み終えたので、シェアしていきたいと思います。あと1冊あるけど、実質上のクライマックスなのではと思っています(笑)
★久遠(上)(下)鳴沢了シリーズ 第10・11弾
★あらすじ
(上巻)
ある日の夜明け、自宅のインターフォンでたたき起こされた「鳴沢了」は、かつての勤務先である青山署の刑事に連行されるところから物語は始まる。何が起きたのかと頭をフル回転させる「鳴沢了」。所轄の刑事に取り調べ同等の扱いを受ける中で、昨晩会っていた情報屋「岩隈」が何者かに殺されたことを知ることに…。「何者かが鳴沢了を嵌めようとしている」そう捉えた「鳴沢了」は西八王子署で自宅待機を受けるが、それを機会に一人で捜査を開始する。そんな中、情報を集めるため声をかけた公安の山口刑事までもが殺されることに!しかも凶器は「鳴沢了」の5kgの鉄アレイ…。いったい何が起きているのか「岩隈」が残したABCの関係とは
(下巻)
「岩隈」「山口」殺しの容疑者とされた「鳴沢了」は、同僚に警察内部から圧力がかかり孤立していく…。頼りたいが頼れば「同僚」や「仲間」に迷惑が掛かるという葛藤の中、一人で捜査を進めていく。そんな中、かつての捜査一課長である水城からヒントを得て、「岩隈」のABCが大規模な国際犯罪につながることを掴むが一人での捜査は行き詰っていく。「鳴沢了」は、この局面を脱することはできるのかクライマックスに待っている真実とは
★感想
「1冊完結方式」で積み上げてきた「総決算」
「雪虫」から始まった「鳴沢了シリーズ」。「1冊完結方式」で「冊数」を重ねるごとに「鳴沢了」の成長を感じながら、どんどん「彼」のファンになっていった経緯を振り返ってしまう程、今回の「久遠(上下巻)」は「総決算」と言っても良いと思いました。「冊数」を重ねるごとに「伏線」も重ねてきたことになりますので、その「回収」を「今までのオールキャスト」で行ったイメージです。かつての「相棒」達も参戦して事件の解決に向かうところは「一匹狼ではない鳴沢了」を見せてくれました。これも成長の証なのかもしれませんね。
物語の内容は、「是非」読んでいただきたいので、この場では触れませんが、なぜ著者が「久遠(くおん)」というタイトルを付けたのか?が、良く伝わってくるクライマックスだったとだけ記載しますね。しかも、人によって、その取り方は「賛否両論」になるという事も! おすすめです(⋈◍>◡<◍)。✧♡
★ランキングに参加しています!
もしよかったら「ポチポチ」してね!
人気ブログランキング
もう一押し!「ポチポチ」してね!
にほんブログ村