今宵も元気なウサギです。
気晴らしにショート映画を見ようと「MOOSIC LAB2018」の出展からチョイス。
★日本製造 Made in Japan（2018年公開）
★あらすじ
ある日、河川敷でイジメられて殺されるシーンから物語は始まる。近くの工場で働いてた主人公「恭一」は、犯人とされる青年が昔のバイト仲間であることを知り、何気なくTwitterに書き込むのだが、意外にも反応が良くバズり始める。メディアからの取材も増え、謝礼のために嘘に嘘を重ねていくのだが…。
★キャスティング
- 恭一：小西貴大さん
- 土山茜さん
- 比嘉梨乃さん
- 新谷皓平さん
- 真魚さん
- 杉山薫さん
- 山中雄輔さん
- 伊藤慶徳さん
★感想
見ていられない程、不快なキャラ設定
「分からなかったら何をしてもいい。」「赤信号みんなで渡れば怖くない。」そんなワードが嫌でも頭に浮かぶ物語。ウサギは不快な想いでいっぱいになりました。主人公「恭一」を含む若者たちの振る舞いも、絶対かかわりたくないと思う程「醜悪」だけど、彼らの「嘘」に謝礼を出して「記事」を売りたがるマスメディアも「醜悪」。そして、その「記事」に踊らされる住民も「醜悪」でした。よくここまで「醜悪」な物語を作ったものだと感心するぐらいの内容です。ウサギと同じ思い抱いた方も多かったのではないかと思います。
タイトルが「日本製造 Made in Japan」となっているので、映像として世界に配信されることを考えると、「日本＝この作品」と捉える方もいるのではないか？と心配になります。
せめて「SNS」や「メディア」の在り方の「反面教師」になってくれることを願います。
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