今宵も映画三昧のウサギです。
名古屋は、今日も雪がちらつく寒さなので、家にこもってゴロゴロしながら映画鑑賞。「MOOSIC LAB JOINT 2020-2021」に出品されたショートムービーを「気になる順」に見ています(笑)
★さつきのマドリ
＊サイトより引用
★あらすじ
主人公「さつき」が、同棲中の彼氏に振られるところから物語は始まる。「どうして」という思いとともに家を出ていった彼氏を探すが見つけられない「さつき」。そんな時、「さつき」の視界の中、一体の「お地蔵さん」が入ってくる。「困ったときの神頼み」のように幸せを祈る「さつき」。「幸せになるための男を見る目が欲しい」と懇願します。とはいえ我に返った「さつき」は、寒そうな「お地蔵さん」に自分のマフラーをかけてあげて家路につきます。
翌日、職場で働いていると、突然、男性の顔が「部屋の間取り」に見えるようになる「さつき」。ある人は、「１DK、家賃５万、築１５年、オートロックなし」また、ある人は「１LDK、家賃２５万、築１年、タワマン」etc…。すると会社の後輩が、これは男を査定しているのでは？と気づき、物語は一気に加速していきます。結婚願望が強い「さつき」は、その能力を使って「合コン」で男達を査定していくのだが…。
★キャスティング
- さつき：平井珠生さん
- 駒沢 ：タカハシシンノスケさん
- その他①：千綿勇平さん
- その他②：北原帆夏さん
- その他③：葉丸あすか さん
- その他④：鈴木浩文さん
- その他⑤：ボブ鈴木さん
- その他⑥：小倉百代さん
★感想
ウサギの間取りはどんな感じかな
「男性の顔が間取りに見える」この設定に興味を持って一番手に見たショートムービ―。ショートムービーは、詰め込みすぎてよくわからないまま終わるイメージの作品が多いのですが、この作品は、実によくまとまっていたと思います。主人公「さつき」を演する「平井珠生」さんの飾り気のないキャラづくりに好感がもてるからなのかなとも思いました。
物語の中で「さつき」自身が気づいていない「他人との距離」に気づき、新しい人生を歩き始める流れは、ありがちな物語といえますが、その「きっかけになる事件」が「男性の顔が間取りに見える」だから面白い。誰だって、「他人のこと」が「事前にわかる」なら苦労しないので、そんなアイテムを望む物語は、これまでにもたくさんありましたが、「間取り」を持ってくるユーモアセンスに脱帽です(笑)。途中でショートムービ―だという事を忘れて、前のめりで見てしまいました（ウサギらしいかも）
「ほっこり」したい人に見てほしい物語。おすすめ(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡
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