夕立に大慌てだったウサギです。
いやぁ〜、洗濯物が雨で台無しにならずに済んで良かったです(笑)。さて、先日購入した書籍の中でシリーズモノになっている「Cocoon」の「3巻目」を読了しましたのでシェアしたいと思います。
★Cocoon3
★あらすじ
【物語の全体ストーリー】
江戸、天明期の吉原。大見世である「黒羽屋」の最高級遊女「花魁」として名を馳せる主人公「瑠璃」は、江戸に出没する鬼を滅する闇組織「黒雲(こくうん)」の頭領という裏の顔を持っていた。彼女は妖刀「飛雷」を操り、恨みを強く抱いて死んだ者がなる「鬼」を退治するのを任務としていた。遊女の身でありながら自由な立場と権力を有するその強い力に惹かれ、様々な妖が「瑠璃」の下に集まることもしばしば。「黒羽屋」で若い衆として働きながら瑠璃を支える黒雲のメンバーに裕福な太客たち、仲の良い朋輩にも恵まれている「瑠璃」だが、己が持つ尋常ならざる力と鬼に対する嗜虐的な思考に苦悩もしつつ、自分の生い立ちや宿命と対峙していく物語…。
【Cocoon3】
義兄「惣之丞」との私怨であった確執が「黒雲」に対峙する「鳩飼い」となって目の前に現れた【Cocoon2】を引継ぎ、物語は始まる。ひょんなことから「お喜久(お内儀)」と袂を分かつ事になる「瑠璃」に「黒雲」と「鳩飼い」の歴史を「楢紅(ならく)」から聞く事に…。そこには、想像していなかった想いが…。
★感想
1巻目、2巻目と「瑠璃」の生い立ちに迫る話とともに「黒雲」自体の「謎」が深まる一方で、対峙する組織「鳩飼い」の登場で、これからどうなるんだろうって読み始めた3巻。めちゃくちゃ面白かったです。正直なところウサギは早速4巻へ…って感じです。物語の中で、「瑠璃」の切符の良さに惚れこむ一方、それを支える「黒雲メンバー」の努力に胸打たれるのですが、今回は「結界役」の双子「豊二郎/宗二郎」の生い立ちに関わる所は「涙なしでは読めない!」興味ある方には、是非、読んでもらいたい物語です。
★シリーズ
【Cocoon1】修羅の目覚め
【Cocoon2】蟲惑の焔
【Cocoon3】幽世の祈り
【Cocoon4】宿縁の大樹
【Cocoon5】瑠璃の浄土
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