久々の晴天にご満悦なウサギです!
早速、洗濯しました(笑)。さて、昨晩、「東野圭吾」さんつながりで【映画の世界】を検索していて、U-NEXTさんには、地上波の2時間ドラマもある事を知って(今更?)、こちらをチョイス!
★新参者「赤い指」(2010年)
★あらすじ
「前原昭夫」は、妻と一人息子、そして母親と一緒に暮らしているごく普通の家庭を持っているサラリーマン。しかし、妻「八重子」は義母を疎み夫をなじり続け、息子の「直巳」は親和性に欠ける。そして母「政恵」は認知症となってしまい、それぞれから問題を与える「家庭」は「昭夫」にとって安らぎを与えてくれる場所とは言い難い存在になっていた。そんな家族の元に少しでも戻りたくないとオフィスにいた「昭夫」は、「八重子」から「早く帰って来て欲しい」と電話が入るところから物語は始まる。切迫した様子を訝しみ、家路に急いだ「昭夫」は、自宅の庭でビニール袋を掛けられた幼女の遺体を目撃してしまう。全ては「直巳」が少女を自宅に連れ、身勝手な理由により殺害したものだった。一時は警察に通報しようとした「昭夫」だが、「八重子」に強く懇願され、やむなく息子のために事件の隠蔽を画策する。遺体を自宅から遠ざけるため、深夜に住宅地近くの銀杏公園に少女の遺体を遺棄するのだった。
程なくして事件は発覚、練馬署に捜査本部が設置され、捜査一課の若手刑事「松宮脩平」とその従兄で練馬署の刑事「加賀恭一郎」は事件現場付近の住宅街で聞き込みを行うことに…。事件を追う「加賀」と「松宮」もまた、「加賀」の父親で「松宮」の伯父である「加賀隆正」が末期ガンに侵され、今も入院している事情を抱えていた。だが母親の失踪を境に「隆正」との確執を抱えていた「加賀」は、ただの一度も「隆正」の元に見舞いに訪れようとはしなかった。敬慕する「隆正」の身を案じる「松宮」はそんな「加賀」の心情を理解できず、反発心と共に複雑な感情を抱いていた。
そんな2人は数多くの聞き込みを行う中で、あるきっかけから「前原家」に疑念を抱き、彼らがついた嘘に肉薄していく。対して犯行を突き止められるのも時間の問題と悟った「昭夫」は、最終手段として愚かで非道な手を打とうとするのだが…。
★キャスト
- 加賀恭一郎 - 阿部寛さん
- 青山亜美 - 黒木メイサさん
- 松宮脩平 - 溝端淳平 さん
- 前原昭夫 - 杉本哲太さん
- 前原八重子 - 西田尚美さん
- 前原直巳 - 泉澤祐希さん
- 大森春美 - 富田靖子さん
- 前原政恵 - 佐々木すみ江さん
- 佐藤 - 児嶋一哉(アンジャッシュ)さん
- 春日井忠彦 - 滝藤賢一さん
- 春日井奈津子 - 飯沼千恵子さん
- 春日井優菜 - 石井香帆さん
- 小林主任 - 松重豊さん
- 金森登紀子 - 田中麗奈さん
- 加賀隆正 - 山崎努さん
- 葛餅屋の売り子 - 田中みな実さん
- アナウンサー - 江藤愛さん
★感想
ウサギはとても楽しめましたぁ。息子の犯罪を隠蔽しようとする家族と、主人公「加賀恭一郎」の父親との確執が物語の中で交互に進んでいくのですが、ミステリーなのにヒューマンドラマ以上に奥が深いところが最大の魅力だと思いました。印象的だったのは、母親「前原八重子役の西田尚美」さんの好演。正直、むすこのかばい方がハンパなく「過保護」で、イライラする感情を覚えた一方、ここまで必死になれる母親もいるのかもしれないと…。そして、それに対比するように祖母「前原政恵役の 佐々木すみ江」さんが最後まで息子を信じる姿を好演。「無償の愛」って様々なんだなとも考えさせられました。もちろん、加賀恭一郎の父親との確執も「無償の愛」を違う形で成していました。物語の中で、「加賀恭一郎役の阿部ひろし」さんが、「人の考えを理解できないまでも、尊重する事はできる」といった言葉を発するのですが、ウサギもその通りだと思いました。書籍版も、ずいぶん前に読みましたが、今回の実写版を見て、あらためて「東野圭吾」さんの作品を好きになりました(⋈◍>◡<◍)。✧♡
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