晴れ間を逃さず洗濯しているウサギです。
「読書三昧」というものの気分転換も必要で、【映画の世界】へちょっと訪問中(笑)。U-NXTさんで「サスペンス」のジャンル検索したら、ヒットしたコチラをチョイス!
★ファーストラブ(2021年2月公開)
★あらすじ
主人公「真壁由紀(臨床心理士)」の元にひとつの執筆依頼が入るところから物語は始まる。それは、アナウンサー志望の容姿端麗な女子大生「聖山環菜」が画家の父「聖山那雄人」を刺殺した事件について、取材の上、1冊の本にまとめてほしいというものだった。捜査関係者は、周囲の状況から「就活に反対されたから父親を殺害した」と犯行動機を推測したが、逮捕後の取り調べで、「父を殺さなければならなかった理由が自分でもわからないので動機はそちらで見つけてください[」と言い放ち、ワイドショーなどで大きく報道される事になる。
一方、「由紀」の義弟である弁護士「庵野迦葉」は「環菜」の国選弁護人に選任されていた。「迦葉」は「環菜」の母が検察側の証人に立つことを知り、大学の同期生でもある「由紀」に協力を依頼。「由紀」と「迦葉」、それぞれが「環菜」との接見や手紙のやり取りを進めて行くうちに、ふたりが「環菜」から聞いた話の内容がつじつまの合わない部分があることに気づき、「環菜は本当のことを話していない」と「由紀」は考えるようになる。それを踏まえて「由紀」と「迦葉」は「環菜」や「那雄人」の知人らから家庭環境について話を聞くうちに、「環菜」が過去、「心に問題を抱える」に至った経緯を突き止める。その過程で、「由紀」もまた自身の生い立ちやトラウマ、学生時代の「迦葉」との関係について向き合っていくようになる。
物語が一連の方向を指し示した瞬間、「環菜」は殺意を一転して否認し始め一気に加速する。公判の中、明らかにされる「家庭・家族の闇」をあなたはどう感じるのだろうか…。
★キャスト
- 真壁由紀 :北川景子さん
- 庵野迦葉 :中村倫也さん
- 聖山環菜 :芳根京子さん
- 聖山那雄人:板尾創路さん
- 小泉裕二 :石田法嗣さん
- 賀川洋一 :清原翔さん
- 真壁早苗 :高岡早紀さん
- 聖山昭菜 :木村佳乃さん
- 真壁我聞 :窪塚洋介さん
★感想
非常に考えさせられました。そのくらい興味深くて面白い作品だと思うウサギ。原作著者「島本理生」さんの作品は何冊か読ませて頂いているのですが、記憶に新しいのは「ナラタージュ」。この物語も実写映画化されていますね。ウサギは、この作品でも同じように「島本理生」さんワールドに引き込まれてしまいました。
「ファーストラブ」の大枠は、事件発生から始まるオーソドックスな内容で、登場人物の人間像も一般的な設定が多いのですが、「人が抱える闇」と言うのか?「人と人との関わりに生まれる闇」と言うのか?そういった「こころ」に「一歩踏み込んだ物語」になっているところが、大きな魅力となってウサギたちを「虜」にするのかもしれませんね。
今回主演の「北川景子」さんや、相棒役的な「中村倫也」さんの好演も素晴らしいと思いましたが、一番目を引いてのは、聖山環菜役の「芳根京子」さんでした。彼女の心情の微妙な変化がなければ、物語の「核心」が揺らいでしまうので、実に見事だったと思うウサギ。渋めなポジションを最後までKEEPしたお兄ちゃん役の「窪塚洋介」さんも素敵でした(⋈◍>◡<◍)。✧♡
ウサギも確かに「閉じ込めておきたい記憶」ってあったりするけど、それも「今の自分を形成する一部」として向き合える様にしたいし、未来に向かって「ポジティブ」でありたい。Let's 「一生青春!」
★Information
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