【映画の世界】水曜日が消えた（2020年6月公開）: 夢みるウサギの散歩道

<< 【映画の世界】つやのよるある愛に関わった、女たちの物語（2013年1月公開） | TOP | 【映画の世界】ダウト　嘘つき男は誰（2019年10月公開） >>

2021年06月20日

【映画の世界】水曜日が消えた（2020年6月公開）

こんにちは！

晴れの日大好き！ウサギです！

今日は、気になっていたコチラをチョイス！

★水曜日が消えた（2020年6月公開）

★あらすじ

主人公：齋藤数馬は、幼いころの事故で、自分の中に現れた７人の別々の人格と暮らしていた。それぞれの人格が月曜日から日曜日まで1日ずつ入れ替わっていくため、各々を曜日で呼び合い過ごしていたところから物語は始まる。火曜日の僕は、そんな生活を淡々と過ごしていたが、ある日、水曜日も生きていることに気づき物語が動き始める。新鮮な水曜日の生活を楽しむ火曜日の僕だったが、月曜日の僕も同様にほかの曜日を生き始めてることを知り物語は一気に加速していく…。彼らの週終焉はいかに！

★キャスト

7人の“僕”（斎藤数馬) - 中村倫也さん
一ノ瀬 - 石橋菜津美さん
新木 - 中島歩さん
高橋 - 休日課長さん
瑞野 - 深川麻衣さん
医師 - きたろうさん

★感想

「解離性同一性障害」を題材とした物語をいくつも見てきましたが、「一週間を7人でシェア」する形式は初めてで、とても新鮮でした。当たり前に「次の曜日が訪れる」と思っているウサギたちには無い感覚、その苦悩に驚きを感じたのは間違いありません。物語の中盤で、「水曜日の僕」が消えた瞬間、「火曜日の僕」は、「水曜日」という「新しい世界」に魅せられていく反面、消えてしまった「水曜日の僕」にも意志と思いがある事を知り悩み苦しみます。互いを尊重して生きていくのか？統合を目指すべきなのか？「人格」は人のなのか？他視点からの問題定義と、その終焉を皆さんにも見て頂きたいと思うウサギ。オススメです！

★DVD等はコチラから！