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2021年03月24日
カラフルな色の効果
カラフルな絵本って見ていてウキウキしますよね。
ただ白黒の活字にはない、高揚感?を感じます。
そんな色にどんな効果があるのか知りたくありませんか?
調べてみたので紹介いたします。最後までお付き合いください。
赤ちゃんはいつ頃から色が分かるの?
赤ちゃんは生まれたての頃は全ての色を認識は出来ません、最初は黒と白がぼんやりと見える程度です。
成長とともに見える色の種類が増えて、見え方も鮮明になってきます。
赤ちゃんが色を認識する時期
新生児期〜生後1ヶ月
新生児の時期は、目がほぼ見えておらず視野も狭いです。焦点も特定の狭い範囲にしか合って
いません。認識している色は、黒・白・グレーだけでそれも他よりも色が薄いとか濃いということがぼんやり認識できる程度です。
生後2ヶ月〜3ヶ月
左右の目の焦点が合い始め、人や物の輪郭がぼんやりと捉えられるようになる時期です。
動いているものを目で追う能力も向上し始めます。
色覚も発達し始め、まず赤色が認識できるようになります。それから黄、緑などを認識できるようになっていきます。色の区別では、黄と緑、黄と赤を区別できる赤ちゃんが出てきます。
生後4ヶ月〜生後6ヶ月
赤ちゃんは生後4ヶ月頃から、物の奥行きが分かってきます。
また、オレンジ、紫、青など認識できる色の種類が増えていきます。
生後6ヶ月頃には視力が0.1くらいに向上し、お座りも覚えて視野も広くなるため、近くの人や物ならはっきり見ることができ、色もしっかり認識、区別できるようになります。
知育に効果的な教え方って?
生後6ヶ月頃、赤ちゃんが色を認識し、識別出来るようになってきたら、見えている色と色の名前を教えてみましょう。
最少は、赤ちゃんが認識し区別しやすい三原色から始めるのが一般的です。
教え方の例は以下の通りです。
・
- ボールや風船の絵をかき、青、黄、赤に塗り分けて、それぞれの色を教える
- 赤ちゃんに青、黄、赤のシールを渡し、同じ色の絵に貼るよう促す
赤ちゃんがたくさんの色を覚えるためには、まずたくさんの色を見て脳にインプットし、それから見えている色とその名前を関連付けるという作業を行います。そのため、赤ちゃんが低月齢の頃からたくさんの色を見せてあげることが大切です。
お金をかける必要はなく、普段から赤ちゃん関連の物を買う時に、カラフルな物を選ぶ意識を持っておけば十分です。
また、「あ、黄色い電車だねー」、「あのリンゴ、とっても赤いねー」というように、物に興味を向けさせる時に、一緒に物の色も口に出して教えてあげると、物の名前と色を一緒に覚えられて一石二鳥です。
まとめ
「赤ちゃんの成長と色ってどう関係しているの?」と疑問に思っている人も多いはず。
人間の持つ感覚で一番情報量が多いとされているのは”視覚”です。
五感全体の約80%を占めているとも言われています。そんな視覚の情報の中で、”色”に関する情報は約80%。
日々の生活の中で赤ちゃんがインプットしている情報のほとんどが色に関する情報で、それを介して脳の発達が進んでいるのです。
こうした点から赤ちゃんのおもちゃや洋服などの色には気を配る必要性があると言えます。
赤ちゃんの知育に効果をもたらす色として最適なのは、”明るく鮮やかな色”です。
そのため、ベビー用品にはカラフルな色合いのものが多くなっています。
また、知育のおもちゃも色合いがカラフルなものを選ぶことをおすすめします。