2017年05月09日
北朝鮮とアメリカ ヨーロッパ第3国で接触
北朝鮮とアメリカ、ヨーロッパで接触へ
ニフティニュース経由 2017年05月08日 01時13分 TBS
北朝鮮の当局者とアメリカの元当局者や専門家らが、核やミサイル問題などを巡ってヨーロッパの第三国で接触することがわかりました。
朝鮮半島消息筋によりますと、先週北京入りしていた北朝鮮外務省のチェ・ソンヒ米州局長らの一行は7日、中国・北京空港からヨーロッパに向けて出発したということです。
ヨーロッパの第三国で、アメリカ国務省の元当局者や専門家らと核・ミサイル問題や今後の米朝協議の可能性などについて意見を交換するものと見られます。アメリカ側は当初、4月に北朝鮮を訪れる計画だったものの、調整がつかずに第三国で会うことを決めた模様です。
今回の協議にはトランプ政権の関係者は参加しないため、直接、外交交渉につながるものではありませんが、消息筋に寄りますとチェ・ソンヒ米州局長らはヨーロッパ滞在中に別途、トランプ政権の関係者との接触も調整中だということです。(07日21:38)TBS
北朝鮮、米元高官と接触へ 核・ミサイル問題協議か
2017/5/8 13:38日本経済新聞 電子版
北朝鮮
【北京=永井央紀】北朝鮮外務省の崔善姫(チェ・ソンヒ)北米局長が近く欧州で、米国の元政府高官である民間人と接触することが分かった。北朝鮮の核・ミサイル問題や米朝関係について意見交換する見通しだ。政府間の協議ではないが、トランプ米政権発足後、米当局と関わりがある人物と北朝鮮高官の接触は初めてとみられる。
複数の外交筋が明らかにした。崔氏は北朝鮮外務省で対米関係や核問題を担当している。すでに北京経由で欧州へ向かったもようだ。
トランプ大統領は北朝鮮に対して核・ミサイル開発をやめるよう空母や原潜を派遣して圧力を強める一方、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長との直接対話に応じる可能性も示唆している。米朝双方は今回の非公式の接触を通じてお互いの出方を探る。
米メディアによると崔氏は3月にもニューヨークで米政府の元当局者と接触する予定だったが、米国務省がビザを発給せず、実現しなかった。
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