2017年03月22日
石原氏の「すべての文字を忘れました」???あり得るのでしょうか。 不評につき、医師の見解があります。
石原氏「文字忘れ」てもワープロ打ち あり得る?脳神経外科医に聞いた
iニフティ経由 2017年03月21日 20時46分 J-CASTニュース
豊洲市場移転問題をめぐる都議会百条委員会で、証人喚問に応じた石原慎太郎・元東京都知事(84)は、脳梗塞の後遺症に悩まされており、「すべての字を忘れました」「記憶を思い出せないことが多々あります」と発言した。
ただ、「字を忘れた」一方で「ワープロで書いている」と述べたり、質問に対して「記憶にありません」と繰り返しながら対話自体は問題なくできていたりしたことから、インターネット上では「ワープロは字が分からないと使えないと思うんですが」「『記憶にございません』作戦に出たぞ」などと石原氏を疑う声も出た。実際、石原氏のような症状はあり得るのか。脳神経外科医に聞いた。
証人喚問で「2年ほど前に脳梗塞を患いまして」
石原氏の証人喚問は2017年3月20日に行われた。冒頭、石原氏は自身の抱える症状を話した。
「私、2年ほど前に脳梗塞を患いまして、いまだにその後遺症に悩んでおります。現に利き腕の左腕が使えず、字も書けませんし、絵も描けません。患部が右側の頭頂部だったために、その近くの『海馬』と言う記憶を埋蔵している箱のようなものですが、これがうまく開きません。それで残念ながらすべての字を忘れました。平仮名さえ忘れました。物書きですから、何とか、ワードプロセッサーを使って書いていますけど、そういう点で記憶を引き出そうとしても思い出せないことが多々あります」
都議からの質問に入ると、石原氏は「記憶にありません」との回答を繰り返した。東京ガスの上原英治・元社長との面会の事実についても「色々な人と会っているので記憶にございません」とした。一方で「豊洲より、三多摩のどこかに市場を作ったらと言ったら一笑に付された」と具体的な状況を話す場面も見受けられた。
石原氏の様子は、一部の視聴者らから疑問を持たれた。ツイッター上では、「字を忘れた」としながらワープロで字を書いている点に「ワープロは字が分からないと使えないと思うんですが」「こんな明らか過ぎる嘘」などと批判が出たほか、「『記憶にございません』作戦に出たぞ」と揶揄する声もあった。
実際、脳梗塞の後遺症で石原氏のような状態になり得るのか。「内科・脳神経外科 西原クリニック」(東京都足立区)院長の西原哲浩医師は21日、J-CASTニュースの取材に対し「文字を書けなくても、ワープロで打つことはできる状態は、脳梗塞の後遺症としてあり得ます」と話す。
「(石原氏が言う)『文字を忘れた』というのは『文字の書き方を忘れた』という意味ではないかと推測されます。石原氏は宣誓書を読んでいましたよね。なので、書けないけれど読むことはできるという状態だと思います」
文字を見て読めるということは、ワープロのようにキーボード上の文字を見て確認できるものならば、文字を打つことが可能ということになりそうだ。
西原医師「石原氏は『失書』の状態ではないかと思います」
西原医師は「石原氏は『左腕は動かない』としつつも、完全にマヒした状態ではなく多少は動かせるように見えました」として、こうした症状から
「石原氏は『失書(しっしょ)』の状態ではないかと思います」
と推測した。文字を書いた際に誤字や脱字が目立ったり、ひどくなると文字が書けずデタラメな筆記になったりする状態だという。仮にその場合「筆記はできなくても、ワープロで打つことはできますし、会話もできます。これも失書の特徴です」と話す。
「失書」の可能性は、左利きである石原氏の脳梗塞の患部が「右側の頭頂部」だったことからも推測できると西原医師は言う。左利きの人は脳の右側に言語を司る部位がある場合が多いとし、そこに疾患が生じたことから「失書」になったと説明も可能だという。
一方で、記憶がなくなるという点については「脳梗塞の影響かどうかは分かりません」という。西原医師によれば、もし海馬のすべてが機能しなくなっていたらそもそも話すこと自体できなくなるが、石原氏については会話や質疑応答は大きな問題なくできていた。西原医師は「脳梗塞が原因で、まだらに記憶が飛ぶかどうかは、はっきりと言いきれない部分がある」と指摘した。
西原医師は「石原氏を直接診察していないので、すべて推測ではあります。ただ、百条委員会の証人喚問や、(3月3日に日本記者クラブで開いた)会見の様子を見る限り、こういった可能性は考えられます」と話していた。以上。
どうしても、石原氏の責任を追及したい方々が多いのですね。
気持ちは分かります。週に半分以下の登庁だったり、
土地の買取では、汚染土壌に巨額の処理費用を掛ける。
盛り土が無い。汚染物質が出てくる。
これでは、憤懣やるかたない、責任者出てこい。無理もありません。
ですがね、
これ等は、都側が「全て議会に諮って計画が認められました」
「予算も議会に認められて」「監査も受けて」「決算報告は議会で承認」
されています。
この一連の過程で、法律違反があれば時効に掛からない限り、
法的責任が生じるのは当たり前です。
法的違反がなければ、どうにもなりません。
小池さんが弁護団を「替えた」ようですね。石原氏の落ち度を「責任」に
転化して「責任者」「として血祭にしたいようですが、
弁護団を替えたということは、元の弁護団では「目的達成不可能」
の結論を出したので、「3審まで持ち込んで、法律そのものを争う」覚悟の
ある弁護団にしたということです。
これはですね、長い裁判になってしまいます。裁判制度は3審制度
になっています。事実を争うのは2審までで、3審目は事実を争うのではなく、
法律を争います。2審までは前例に沿った判決で進みます。
前例があれば、ほぼそれに沿った判決になるのが日本の制度です。
豊洲で3審に持ち込んでも、受け付けてくれない場合もありますし、
巨額の費用を「個人相手に返せ」と迫っても、無理があり過ぎます。
個人相手では返せないのは見え見えです。
正義の判断を裁判に持ち込むと期待するでしょうね。
そういう場合もあります。が、豊洲ではしない方がいいです。税金でするのでしたら無駄です。
都政の重要課題の決め方や経過としては、今から振り返ってみると、
別な路線があったのではないか?と疑いたくなるのは「手遅れ」そのもの。
その時代に、事に当たった人たちに「お任せ」するより仕方ありません。
その時代の執行者である「都」と、チェック機能の「議会」です。
効率の悪い改善が必要な手続きや、都合の悪いところや、機能していない
ところなどは、その時代に訂正して、次の時代に渡さないようにしないと、
こういうことが起こるのではありませんか。この事態をほくそ笑んでいる
人種がいることをお忘れないように。特に小池さん、意地で動いても好い
結果にはなりません。
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