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2016年11月20日

エクセル,技,簡単カレンダー





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先日VBAを使ったカレンダーを紹介したと思います。

結構、無理やりVBAを使用して作ったのでシンプルさに欠けると思います。

今回は非常にシンプル。関数だけで作る方法を紹介いたします。

簡易カレンダー1.png

レイアウトは前回と同じです。

今回は「k1」に年月日を入れて「リターンキー」を押すだけです。

A1の内容は前回と同じです。


C2のセルですが「=K1-WEEKDAY(K1)+1」という関数が入っています。

簡易カレンダー2.png

=K1-WEEKDAY(K1)+1ですがK1は作成したいカレンダーの日付ですね。

しかしここでの扱いは「シリアル値」になります。

「シリアル値」というのは一度記載した記憶がありますが、一応おさらいしておきましょう。

1900年1月1日を「1」とし翌日1月2日を「2」というように1日に+1されていく値です。

ちなみに2016/12/1は「42705」になります。

確認方法は2016/12/1と入力したセルの書式設定で「標準」を選択すると「42705」になります。

WEEKDAY(K1)はK1の曜日を数字で呼び出しています。

前回のカレンダーでWEEKDAYに関して少し説明したと思いますが、

日曜日が1・月曜日が2・・・土曜日が7になります。

引数を追加すると月曜を1にすることも出来ます。

今回の場合WEEKDAY(K1)は木曜日なので「5」になります。

第一日曜日(C2)の日付取得のために「42705-5+1」という計算をして

42701という数字を得ています。

これを日付にすると2016/11/27になります。

ですから第一日曜日は2016/11/27ということが確定できます。

あとD2は「=C2+1」、E2は「D2+1」という風にしてI2まで入力。C4以降は前回と同じ。

祝日設定も前回と同じ条件付き書式で対応します。

今回新たに追加した項目として、表示したい月の前後の日付はグレー表示にしました。

簡易カレンダー3.png

第一週(I2は設定不要)と5週目・6週目に上記のような条件付き書式を設定します。

ルールの管理から新しいルールで上記のように「=month(K1)<>month(C2)」で書式設定をグレーにします。

=month(K1)<>month(C2)はmonth関数は年月日から「月」を取り出します。

K1の月とC2の月を取り出して比べます。もし違っていたら(<>)書式を実行しなさいという命令文です。

そのように設定すると上記のように11月の分と1月分はグレー表示になります。

簡単シンプルな月ごとのカレンダーでした。

前月と来月の表示を消したい場合はグレー設定を白にすればいいと思います。







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