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2017年07月04日

ExcelVBA入門リストボックス








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エクセル上にリストがあってそこから読み出す場合の方法


リストB8.png

Excel上に上のようなリストがあったとします。

Private Sub CommandButton2_Click()

ListBox1.List = Range("F2:G17").Value

End Sub

上記のように範囲を指定(Range("F2:G17"))することも可能です。

これを実行すると下のようになります。

リストB9.png

またこのような記述も可能です。

Private Sub CommandButton2_Click()

Dim i As Long

With ListBox1

For i = 2 To 17

.AddItem

.List(.ListCount - 1, 0) = Cells(i, 6)

.List(.ListCount - 1, 1) = Cells(i, 7)

Next i

End With

End Sub

上記はFor〜Nextを使用して、2行目から17行目までをリストにしています。

これも同じ結果が得られます。

また、将来的にリストに追記される場合も加味して考えてみましょう。

Private Sub CommandButton2_Click()

Dim i As Long

For i = 2 To Cells(Rows.Count, 6).End(xlUp).Row

ListBox1.AddItem Cells(i, 6)

Next i

End Sub

上記のように記述します。

リストB10.png

結果は上のようになります。

少しVBAの記述について説明しましょう。

「Cells(Rows.Count, 6).End(xlUp).Row」ここが分かりにくいですね。

ここで最終行の取得を行っています。

通常データはドンドン縦(行)に増えていく傾向にあります。

そのような時、リスト範囲を限定出来ない時があります。

そのために最終行の取得を行う必要があります。

「6」というのは、現在リストがF列にあるのでアルファベットで

6番目なので「6」になっています。

Rows.Countですが、一旦一番下のセルに移動するという意味です。

「Ctrl」+「↓」で一番下まで行きますね。Excel2010なので「1048576行」に移動します。

次にEnd(xlUp)ですが、これは「Ctrl」+「↑」になり、一番下の行から上に向かって

移動します。

今回の場合データ範囲はF2〜F17なので17行目まで移動します。

これでForの繰り返しが2〜17になりますね。

また別の方法として下記のような記述も出来ます。

Private Sub CommandButton2_Click()

ListBox1.List = Range(Range("f2"), Cells(Rows.Count, 6).End(xlUp)).Value

End Sub








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