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2017年03月29日

ExcelVBAでコピー貼付けを実行

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Cut


セルの切り取りの場合は「Cut」を使用します。

引数「Destination」で貼り付け先を指定します。

CUT1.png

上記「Sheets("sheet2").Range("a2").Cut Destination:=Range("c3")」を

実行するとA2の内容がC3に移動します。

(A2の内容が切り取られ、C3に貼り付けされます)


Paste


形式を選択して貼り付ける場合は「Paste」を使用します。

普通にコピーして貼り付けする際に「形式を選択して貼り付け」というところが

あると思いますが、その内容をほぼ実現できます。

【構文】

Object.PasteSpecial(Paste,Operation,SkipBlanks,Transpose)

Object・・・Rangeオブジェクト

Paste・・・何を貼り付けるか指定する(省略可能)

Operation・・・演算して貼り付ける場合の演算方法を指定する(省略可能)

SkipBlanks・・・空白セルを無視する(True)、無視しない(False:規定値)(省略可能)

Transpose・・・行列を入れ替える(True)、入れ替えない(False:規定値)(省略可能)


Pasteの内容

・すべて・・・xlPasteAll(規定値)

・数式・・・xlPasteFormulas

・値・・・xlPasteValues

・書式・・・xlPasteFormats

これ以外にもありますが、代表的なものはこれくらいでしょうか。

例)

CUT2.png

今下のような内容で記述されています。

Sheets("sheet3").Range("a2:a19").Copy

  シート3のA2からA19までコピーせよ

Sheets("sheet3").Range("d2:d19").PasteSpecial Paste:=xlPasteValues

  シート3のD2からD19まで値を貼り付けなさい。

 Sheets("sheet3").Range("d2:d19").PasteSpecial Paste:=xlPasteFormats
 
  シート3のD2からD19まで書式を貼り付けなさい。

このようにPasteの内容は別々に記載する必要があります。

「xlPasteAll」ならば全てコピー貼付けされるので問題ありません。

これを実行すると下のようになります。

CUT3.png




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