2015年02月09日
第57回グラミー賞2015の結果、受賞者！Grammy Awards！
第57回グラミー賞2015 (57th Annual Grammy Awards)が、現地時間2015年2月8日に盛大に開催されました。
結果を簡単にいうと、
最多受賞者はサム・スミスが4部門受賞。
それに次ぐのが、ビヨンセ3部門受賞、ファレル・ウィリアムスも3部門受賞。
詳しくは以下で！
主要4部門受賞者！！
・RECORD OF THE YEAR 最優秀レコード賞
"Stay With Me (Darkchild Version)" - サム・スミス
・ALBUM OF THE YEAR 最優秀アルバム賞
"Morning Phase" - ベック
・SONG OF THE YEAR 最優秀楽曲賞
"Stay With Me (Darkchild Version)" - サム・スミス
・BEST NEW ARTIST 最優秀新人賞
サム・スミス
主要部門は全てが予想通りとはいきませんでしたが、やはりサム・スミスが強かったです。
Stay With Me が凄く評価されているサム・スミスですが、先週くらいにパクリ騒動がありましたね。
トム・ペティの"i won't back down"に酷似ということで、サム・スミス側がこれを認め著作権料を支払うことが決定しました。
さすがにグラミー賞直前にパクリ騒動が起きたことには驚きましたが、それでもサム・スミスは強かった。
もうすぐ来日するし、日本でも話題になってくれるでしょうか。
受賞は逃しましたが、メーガン・トレイナーも初来日が予定されています。
来日に合わせてメーガンのアルバムの国内盤リリースも決まっていて、世界中に旋風を起こした大ヒット曲"All About That Bass"の邦題も決定してます。
邦題は「オール・アバウト・ザット・ベース 〜わたしのぽちゃティブ宣言！」
ぼちゃティブ宣言って(笑)
それと、ベックが最優秀アルバム受賞する快挙記録してますが、サム・スミスが主要部門を3部門も受賞するなど凄すぎるためベックが目立たなくてかわいそう(笑)
ベックがグラミー主要部門の一つを受賞したのに、サム・スミスに話題全部持ってかれてるような(笑)
その他の部門！！
・BEST POP SOLO PERFORMANCE
"Happy (Live)" - ファレル・ウィリアムス
・BEST POP DUO/GROUP PERFORMANCE
"Say Something" - ア・グレイト・ビッグ・ワールド with クリスティーナ・アギレラ
・BEST TRADITIONAL POP VOCAL ALBUM
"Cheek To Cheek" - トニー・ベネット & レディー・ガガ
・BEST POP VOCAL ALBUM
"In The Lonely Hour" - サム・スミス
・BEST DANCE RECORDING
"Rather Be" - クリーン・バンディット ft. ジェス・グリン
・BEST DANCE/ELECTRONIC ALBUM
"Syro" - エイフェックス・ツイン
・BEST CONTEMPORARY INSTRUMENTAL ALBUM
"Bass & Mandolin" - クリス・シーリ & エドガー・メイヤー
・BEST ROCK PERFORMANCE
"Lazaretto" - ジャック・ホワイト
・BEST METAL PERFORMANCE
"The Last In Line" - テネイシャスD
・BEST ROCK SONG
"Ain't It Fun" - パラモア
・BEST ROCK ALBUM
"Morning Phase" - ベック
・BEST ALTERNATIVE MUSIC ALBUM
"St. Vincent" - セイント・ヴィンセント
・BEST R&B PERFORMANCE
"Drunk In Love" - ビヨンセ ft. ジェイ・Z
・BEST TRADITIONAL R&B PERFORMANCE
"Jesus Children" - Robert Glasper Experiment ft. Lalah Hathaway & Malcolm Jamal Warner
・BEST R&B SONG
"Drunk In Love" - ビヨンセ ft. ジェイ・Z
・BEST URBAN CONTEMPORARY ALBUM
"Girl" - ファレル・ウィリアムス
・BEST R&B ALBUM
"Love, Marriage & Divorce" - トニー・ブラクストン & ベイビーフェイス
・BEST RAP PERFORMANCE
"I" - ケンドリック・ラマー
・BEST RAP/SUNG COLLABORATION
"The Monster" - エミネム ft. リアーナ
・BEST RAP SONG
"I" - ケンドリック・ラマー
・BEST RAP ALBUM
"The Marshall Mathers LP2" - エミネム
・BEST COUNTRY SOLO PERFORMANCE
"Something In The Water" - キャリー・アンダーウッド
・BEST COUNTRY DUO/GROUP PERFORMANCE
"Gentle On My Mind" - ザ・バンド・ペリー
・BEST COUNTRY SONG
"I'm Not Gonna Miss You" - グレン・キャンベル
・BEST COUNTRY ALBUM
"Platinum" - ミランダ・ランバート
・BEST NEW AGE ALBUM
"Winds Of Samsara" - Ricky Kej & Wouter Kellerman
・BEST IMPROVISED JAZZ SOLO
"Fingerprints" - Chick Corea, soloist
・BEST JAZZ VOCAL ALBUM
"Beautiful Life" - ダイアン・リーヴス
・BEST JAZZ INSTRUMENTAL ALBUM
"Trilogy" - Chick Corea Trio
・BEST LARGE JAZZ ENSEMBLE ALBUM
"Life In The Bubble" - Gordon Goodwin's Big Phat Band
・BEST LATIN JAZZ ALBUM
"The Offense Of The Drum" - Arturo O'Farrill and the Afro Latin Jazz Orchestra
・BEST GOSPEL PERFORMANCE/SONG
"No Greater Love" - スモーキー・ノーフル
・BEST CONTEMPORARY CHRISTIAN MUSIC PERFORMANCE/SONG
"Messengers" - Lecrae ft. For King and Country
・BEST GOSPEL ALBUM
"Help" - Erica Campbell
・BEST CONTEMPORARY CHRISTIAN MUSIC ALBUM
"Run Wild. Live Free. Love Strong." - For King & Country
・BEST ROOTS GOSPEL ALBUM
"Shine For All The People" - Mike Farris
・BEST LATIN POP ALBUM
"Tangos" - ルーベン・ブラデス
・BEST LATIN ROCK, URBAN OR ALTERNATIVE ALBUM
"Multiviral" - Calle 13
・BEST REGIONAL MEXICAN MUSIC ALBUM (INCLUDING TEJANO)
"Mano A Mano - Tangos A La Manera De Vicente Fernández" - Vicente Fernández
・BEST TROPICAL LATIN ALBUM
"Más + Corazón Profundo" - Carlos Vives
・BEST AMERICAN ROOTS PERFORMANCE
"A Feather's Not A Bird" - Rosanne Cash
・BEST AMERICAN ROOTS SONG
"A Feather's Not A Bird" - Rosanne Cash
・BEST AMERICANA ALBUM
"The River & The Thread" - Rosanne Cash
・BEST BLUEGRASS ALBUM
"The Earls Of Leicester" - The Earls Of Leicester
・BEST BLUES ALBUM
"Step Back" - ジョニー・ウィンター
・BEST FOLK ALBUM
"Remedy " - Old Crow Medicine Show
・BEST REGIONAL ROOTS MUSIC ALBUM
"The Legacy" - Jo-El Sonnier
・BEST REGGAE ALBUM
"Fly Rasta" - Ziggy Marley
・BEST WORLD MUSIC ALBUM
"Eve" - アンジェリーク・キジョー
・BEST CHILDREN'S ALBUM
"I Am Malala: How One Girl Stood Up For Education And Changed The World (Malala Yousafzai)" - Neela Vaswani
・BEST SPOKEN WORD ALBUM (INCLUDES POETRY, AUDIO BOOKS & STORYTELLING)
"Diary Of A Mad Diva" - ジョーン・リバーズ
・BEST COMEDY ALBUM
"Mandatory Fun" - アル・ヤンコビック
・BEST MUSICAL THEATER ALBUM
"Beautiful: The Carole King Musical" - Jessie Mueller, principal soloist; Jason Howland, Steve Sidwell & Billy Jay Stein, producers (Carole King, composer & lyricist)
・BEST COMPILATION SOUNDTRACK FOR VISUAL MEDIA
"Frozen (アナと雪の女王)"
・BEST SCORE SOUNDTRACK FOR VISUAL MEDIA
"The Grand Budapest Hotel" - Alexandre Desplat, composer
・BEST SONG WRITTEN FOR VISUAL MEDIA
"Let It Go" - イディナ・メンゼル
・BEST INSTRUMENTAL COMPOSITION
"The Book Thief" - ジョン・ウィリアムズ
・BEST ARRANGEMENT, INSTRUMENTAL OR A CAPPELLA
"Daft Punk" - ペンタトニックス
・BEST ARRANGEMENT, INSTRUMENTS AND VOCALS
"New York Tendaberry" - Billy Childs, arranger (Billy Childs Featuring Renée Fleming & Yo-Yo Ma)
・BEST RECORDING PACKAGE
"Lightning Bolt" - パール・ジャム
・BEST BOXED OR SPECIAL LIMITED EDITION PACKAGE
"The Rise & Fall Of Paramount Records, Volume One (1917-27)" - Various Artists
・BEST ALBUM NOTES
"Offering: Live At Temple University" - Ashley Kahn, album notes writer (John Coltrane)
・BEST HISTORICAL ALBUM
"The Garden Spot Programs, 1950"
・BEST ENGINEERED ALBUM, NON-CLASSICAL
"Morning Phase" - ベック
・PRODUCER OF THE YEAR, NON-CLASSICAL
マックス・マーティン
・BEST REMIXED RECORDING, NON-CLASSICAL
"All Of Me (Tiesto's Birthday Treatment Remix)" - ジョン・レジェンド
・BEST SURROUND SOUND ALBUM
"Beyonce" - ビヨンセ
・BEST ENGINEERED ALBUM, CLASSICAL
"Vaughan Williams: Dona Nobis Pacem; Symphony No. 4; The Lark Ascending"
・PRODUCER OF THE YEAR, CLASSICAL
Judith Sherman
・BEST ORCHESTRAL PERFORMANCE
"Adams, John: City Noir" - David Robertson, conductor (St. Louis Symphony)
・BEST OPERA RECORDING
"Charpentier: La Descente D'Orphée Aux Enfers"
・BEST CHORAL PERFORMANCE
"The Sacred Spirit Of Russia"
・BEST CHAMBER MUSIC/SMALL ENSEMBLE PERFORMANCE
"In 27 Pieces - The Hilary Hahn Encores" - Hilary Hahn & Cory Smythe
・BEST CLASSICAL INSTRUMENTAL SOLO
"Play" - Jason Vieaux
・BEST CLASSICAL SOLO VOCAL ALBUM
"Douce France"
・BEST CLASSICAL COMPENDIUM
"Partch: Plectra & Percussion Dances"
・BEST CONTEMPORARY CLASSICAL COMPOSITION
Adams, John Luther: Become Ocean
・BEST MUSIC VIDEO
"Happy" - ファレル・ウィリアムス
・BEST MUSIC FILM
"20 Feet From Stardom" - Darlene Love, Merry Clayton, Lisa Fischer & Judith Hill
なんだかんだでシーアは無冠。
顔を見せないシーアは話題性があって注目されてましたけど・・・。
去年、同じく顔を見せないダフトパンクがグラミーを席巻しましたが、さすがに2年連続で顔見せNG歌手の受賞ならず。
ビヨンセは主要部門は逃しましたが、R&B部門などを複数受賞。
ビヨンセ強すぎ。
ビヨンセって多分、そのうち史上最もグラミー受賞した歌手になる可能性もあると思いますよ。
ペンタトニックスのダフトパンクメドレーがアカペラ・インストルメンタル部門で受賞してます。
去年は日本でもプロモ来日で何度か来日してました。
今年早々来日していてクリーン・バンディットはBEST DANCE RECORDINGを受賞。
BEST POP DUO/GROUP PERFORMANCEには"Say Something" が大ヒットしたア・グレイト・ビッグ・ワールド with クリスティーナ・アギレラが受賞。
ア・グレイト・ビッグ・ワールドは、最初で最後のグラミー受賞になりそうな・・・。
BEST MUSIC VIDEO ファレルの「Happy」。
シーアの「シャンデリア」も惹きつけられるミュージック・ビデオでしたが、大大大ヒットしたファレルが受賞してます。
カントリー部門は、ミランダ・ランバートがアルバム賞を、ベストカントリーソングはグレン・キャンベル。
キャリー・アンダーウッドもカントリーのソロパフォーマンス部門で受賞しちゃってます。
ラップ部門はケンドリック・ラマーが2部門受賞。
エミネムはラップアルバムを受賞。
授賞式では、全23組がパフォーマンスし豪華コラボも実現。
世界で2億超えの売上を記録している超大物AC/DCがトップバッター。
グラミーでパフォーマンスするのは初めてということもあり、会場は熱気に包まれグラミー賞授賞式がスタートしました。
他は、
アリアナ・グランデ、ミランダ・ランバート、マドンナ、ケイティ・ペリー、シーア、ビヨンセなどはソロパフォーマンスしてましたが、豪華コラボも多かった。
エド・シーラン&ジョン・メイヤー&ハービー・ハンコックのコラボ
ポール・マッカートニー&リアーナ&カニエ・ウェストのコラボ
トニー・ベネット&レディー・ガガのコラボ
トム・ジョーンズ&ジェシー・Jのコラボ
メアリー・J.ブライジ&サム・スミスのコラボ
ホージア&アニーレノックスのコラボ
ブランディ・クラーク&ドワイト・ヨアカムのコラボ。
ファレル・ウィリアムス&ラン・ランのコラボ。
アダム・レヴィーン&グウェン・ステファニーのコラボ
ベック&クリス・マーティン(コールドプレイ)のコラボ
ジョン・レジェンド&コモンのコラボ
アッシャーもソロかと思いきや、最後はスティーヴィー・ワンダーが少し出てきたし。
コラボ祭りですね。
最後に日本人アーティストについても
今回のグラミー賞にはSPICY CHOCOLATE（スパイシーチョコレート）の全米デビュー作『THE REGGAE POWER』が「最優秀レゲエ・アルバム」にノミネートされていました。
AI、青山テルマ、Crystal Kayら日本人アーティストもボーカルで参加していたアルバムです。
受賞は逃していますが、日本人的にはノミネートされるだけで快挙です。
同じく、グラミー賞ニューエイジ部門のシンセサイザー奏者・喜多郎さん『Symphony Live In Istanbul』が「最優秀ニューエイジ・アルバム」にノミネートされていましたが受賞逃しています。
最優秀アルバム受賞したベックのアルバム
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話題独占したサム・スミスのアルバム
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