ヤヨパパのときどき日記

大学入試センター試験2日目。
今まさに我が家のお兄ちゃんは試験問題に取り組んでいます。
このセンター試験で本格的な受験シーズンに突入し、来月は
志望する大学での試験を受けることになります。


来年度からは「大学入学共通テスト」に替わるわけですが、
昨年末までに記述式の導入の見送りなどが発表されて
開始前から混乱している印象があります。

来年の入試がどうなるのか、現時点ではすべてを見通せて
いないようなので、現在の高校2年生やその保護者、先生たち
予備校の関係者の方たちは不安を抱えているかもしれません。


若い世代の学力を向上させるには、入試も一役買っているのは
事実だと思います。ただ、大学に入るための関門だけをいじって
全てが改善されるわけではないですよね。

大学に入ってから本当に専攻したことが見つかる場合もあるし、
大学教育の改革が先にあって、そのうえで必要な入試改革を
行うのが本筋だと思うのですが、そこのところどうなんでしょう。

新制度採用1年前になって目玉の記述式方式を見合わせる
というあたりは、入試のための入試になっていないか心配です。


日本の大学は入るのは難しいが、入ってしまえば卒業までは
それほど難しくないとよく聞きます。日本と海外両方の大学で
学んだ経験のある人達の話の記事も読んだことがあります。

入るのは割と楽でも、4年間でしっかり学んでもらったほうが、
本人にも社会にも有益なのは間違いないので、日本の大学も
入口だけ絞るのではなく、中身を充実させてもらいたいですね。


我が家のお兄ちゃんにも、狭き門を通過した後こそ自分の
やりたいことを思いっきり学んで充実した学生生活を
送ってもらいたいものです。

そのために、親としてはせっせと稼ぐしかありません。
4月はもう目の前、頑張っていきます。