ヤヨパパのときどき日記

カシオ計算機がコンパクトデジカメから撤退を発表。
キャノンはデジカメ不振で大幅減益。
オリンパスは中国のデジカメ工場を閉鎖して
ベトナムの工場に集約。

コンパクトデジカメを取り巻く状況はかなり悪いようです。
ここ数年市場の縮小という話は出ていましたが、ついに
カシオが撤退とここまで来ました。

やはりカメラ付携帯やスマートフォンを誰でも持つ時代に
なったからでしょう。単体の機材を別に持たなくても
いつでも手元にカメラがあるわけですから。

携帯電話にカメラが搭載始めたころは「何で？」と
思ったりもしましたが、ほとんどすべてのモデルに
搭載されると自然とそのカメラを使うようになりました。

性能もだんだんと上がってきて、ひと月ほど前に替えた
新しいスマホのカメラはとても良いです。

仕事で使うことも多いので、部品の一部分をアップで
記録することもあるのですが、以前のものより格段に
使いやすくなっています。狙ったところにピントが
しっかりと合わせやすく、自然と背景をボカシて
見せたいところをちゃんととらえてくれます。

少し前までは課で共有しているデジカメを使っていました。
これだと使おうとするとバッテリーが切れていたり、
撮影後コードを繋いでPCにデータを送ったりと
なかなか手間がかかったものです。

スマホならメールに添付してサッと送れます。
最近のは添付する際に画像ファイルの大きさを調整できます。
大変便利です。もうこういうことが当たり前になりました。

趣味として本格的に写真を撮っている人やプロのカメラマンは
レンズ交換式の本格デジタルカメラを使用します。でも何気なく
写真を撮る程度の一般人はスマホのカメラで十分です。

コンパクトデジカメの居場所がなくなってしまったということ
でしょうね。ちょっと寂しい気もしますが、これも世の流れですか。