2016年07月18日
地震活動は静穏期から活動期になって来ています。そこで今回から地震に関する記事を連載します。 地震が起きた時 その時どこに居るかで対応が異なります。 今回は外出先で大地震が起きた場合を考えてみましょう。
大きな地震に遭遇したら、先ずは身の安全を守る。このことが最優先です。
次に、帰宅困難です。その時どうする? 〜むやみに移動を開始しない〜
被害想定や帰宅行動シミュレーションの結果からも、多くの人が一斉に帰宅しようとすると、各地で混雑が発生し、特に火災発生地域周辺では、満員電車状態の大混雑に長時間さらされます。集団転倒に巻き込まれたり、火災や沿道建物からの落下物により死傷するなど、大変危険な状態になるほか、救助・救命活動や消火活動、救援物資輸送などの応急対策活動の妨げにもなります。 まずは「むやみに移動を開始しない」ことが大切です。
帰宅困難について、どうすれば良いか?
平成23年3月11日の東日本大震災では、鉄道等の運行停止により、多くの帰宅困難者が発生し、駅周辺や道路が大変混雑しました。
首都直下地震等大規模災害が発生し、鉄道等の公共交通機関が当分の間、復旧の見通しがない中、多くの人が帰宅を開始しようとすれば、火災や建物倒壊等により、自ら危険にさらされるだけでなく、発災後に優先して実施しなければならない救助・救援活動等に支障が生じる可能性があります。
こうしたことから都は、「自助」、「共助」、「公助」の考え方に基づき、帰宅困難者対策を総合的に推進する条例を平成24年3月に制定し、平成25年4月から施行。
東日本大震災時の帰宅困難者のデータを目安にすると10km未満はほぼ帰宅可能とされ、20kmを超える場合は困難になるとされています。まずは慌てて移動しようとせず、まず身の安全確保や周囲の状況判断を優先することが大切です。
また、徒歩で帰宅できる距離には男女差や年齢差、体力差など個人差がありますので、ご自分の体力を把握しておくことが大切です。
さて、帰宅困難時、誰もが必要なものとして「地図」「ラジオ」「ライト」「緊急連絡用カード」「飲料水」をお勧めしています。
購入するポイントは「軽量」「コンパクト」「普段から利用できるモノ」 そして「季節や個人の用途に合わせて」ということを念頭に置いてご覧ください。
(2016年05月26日記載)
次回は帰宅困難時について記載する予定です。
今回は外出先で大地震が起きた場合を考えてみましょう。
その中でも、どこで地震になるかわかりません。従っていろいろな場所想定して対処法を考えます。
全ていっぺんに書ききれませんので数回に分けて記載したいと思います。先ずは概略からお話しまして、順を追って詳細まで想定し対処対策を書いていきますので、是非、続けてお読みください。
【屋外にいた場合】
屋外にいた場合、先ずは頭を覆ってショーウィンドウや窓等のガラス、ブロック塀(鉄筋が入っていないものが多い)から離れる。
特に電柱に気を付ける。電柱自体の倒壊のほか、トランス落下によるオイル流出や電線のぶら下がり等が考えられます。垂れ下がった電線などに不用意に触らないように注意して下さい。
屋外は危険が多いので、安全な建物に逃げ込むのも一つの方法だが、丈夫な建物の見極めは難しい。
日頃から、何時も通勤・通学・お買い物・その他でいつも決まって歩いている道には、どんな危険性があるか、それを避ける方法とか考えながら観察しておくと、緊急の際落ち着いて行動ができます。
道筋に倒壊の恐れがある建物・建造物があるか、もし避難する場合丈夫で安全そうな建物は何処か、見ておきましょう。でも一般的に専門知識がないとその安全性を見極めることは難しいと思います。
出来るだけ新しい建物、一見して丈夫そうな建物を探しておき、内部も安全そうか事前に調べておきましょう。店舗によっては陳列棚が転倒したり、上のもの落下する可能性もあります。この辺もチェック!
銀行が安全という説もあり、確かに銀行が倒壊を免れた例もあるのだが、1階でしかも柱が少ないことが多い点から、必ずしも安全とは言えない。日頃からめぼしい建物を見つけておく事が大切です。
(2016年05月23日記載)
尚、このページの他に地震関連記事は下記をクリックして下さい!
https://fanblogs.jp/yamamoto40/
https://fanblogs.jp/yamamoto35/
https://fanblogs.jp/yamamoyo37/
https://fanblogs.jp/yamamoto38/
次に、帰宅困難です。その時どうする? 〜むやみに移動を開始しない〜
被害想定や帰宅行動シミュレーションの結果からも、多くの人が一斉に帰宅しようとすると、各地で混雑が発生し、特に火災発生地域周辺では、満員電車状態の大混雑に長時間さらされます。集団転倒に巻き込まれたり、火災や沿道建物からの落下物により死傷するなど、大変危険な状態になるほか、救助・救命活動や消火活動、救援物資輸送などの応急対策活動の妨げにもなります。 まずは「むやみに移動を開始しない」ことが大切です。
帰宅困難について、どうすれば良いか?
平成23年3月11日の東日本大震災では、鉄道等の運行停止により、多くの帰宅困難者が発生し、駅周辺や道路が大変混雑しました。
首都直下地震等大規模災害が発生し、鉄道等の公共交通機関が当分の間、復旧の見通しがない中、多くの人が帰宅を開始しようとすれば、火災や建物倒壊等により、自ら危険にさらされるだけでなく、発災後に優先して実施しなければならない救助・救援活動等に支障が生じる可能性があります。
こうしたことから都は、「自助」、「共助」、「公助」の考え方に基づき、帰宅困難者対策を総合的に推進する条例を平成24年3月に制定し、平成25年4月から施行。
東日本大震災時の帰宅困難者のデータを目安にすると10km未満はほぼ帰宅可能とされ、20kmを超える場合は困難になるとされています。まずは慌てて移動しようとせず、まず身の安全確保や周囲の状況判断を優先することが大切です。
また、徒歩で帰宅できる距離には男女差や年齢差、体力差など個人差がありますので、ご自分の体力を把握しておくことが大切です。
さて、帰宅困難時、誰もが必要なものとして「地図」「ラジオ」「ライト」「緊急連絡用カード」「飲料水」をお勧めしています。
購入するポイントは「軽量」「コンパクト」「普段から利用できるモノ」 そして「季節や個人の用途に合わせて」ということを念頭に置いてご覧ください。
(2016年05月26日記載)
次回は帰宅困難時について記載する予定です。
今回は外出先で大地震が起きた場合を考えてみましょう。
その中でも、どこで地震になるかわかりません。従っていろいろな場所想定して対処法を考えます。
全ていっぺんに書ききれませんので数回に分けて記載したいと思います。先ずは概略からお話しまして、順を追って詳細まで想定し対処対策を書いていきますので、是非、続けてお読みください。
【屋外にいた場合】
屋外にいた場合、先ずは頭を覆ってショーウィンドウや窓等のガラス、ブロック塀(鉄筋が入っていないものが多い)から離れる。
特に電柱に気を付ける。電柱自体の倒壊のほか、トランス落下によるオイル流出や電線のぶら下がり等が考えられます。垂れ下がった電線などに不用意に触らないように注意して下さい。
屋外は危険が多いので、安全な建物に逃げ込むのも一つの方法だが、丈夫な建物の見極めは難しい。
日頃から、何時も通勤・通学・お買い物・その他でいつも決まって歩いている道には、どんな危険性があるか、それを避ける方法とか考えながら観察しておくと、緊急の際落ち着いて行動ができます。
道筋に倒壊の恐れがある建物・建造物があるか、もし避難する場合丈夫で安全そうな建物は何処か、見ておきましょう。でも一般的に専門知識がないとその安全性を見極めることは難しいと思います。
出来るだけ新しい建物、一見して丈夫そうな建物を探しておき、内部も安全そうか事前に調べておきましょう。店舗によっては陳列棚が転倒したり、上のもの落下する可能性もあります。この辺もチェック!
銀行が安全という説もあり、確かに銀行が倒壊を免れた例もあるのだが、1階でしかも柱が少ないことが多い点から、必ずしも安全とは言えない。日頃からめぼしい建物を見つけておく事が大切です。
(2016年05月23日記載)
尚、このページの他に地震関連記事は下記をクリックして下さい!
https://fanblogs.jp/yamamoto40/
https://fanblogs.jp/yamamoto35/
https://fanblogs.jp/yamamoyo37/
https://fanblogs.jp/yamamoto38/
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5092243
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック