2018年03月26日
(小児)トランポリン〜跳んで育てる幼い脳〜
本日は、小児の発達の視点からみたトランポリンの効果を紹介していきます!
子供は、様々な感覚を統合しながら成長していきます。
五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)
は有名ですよね
しかし実はこれ以外にも感覚が存在します。
前庭感覚
…バランスやスピードを感じる感覚。
固有覚
…関節の動きを感じる感覚。
この2つは、主にダイナミックな運動を行う時に出てくる感覚です
例えば…
・走りまわる
・跳び跳ねる
・ブランコに乗る
などなど
******
以前説明しましたが、感覚統合の考え方では、
「感覚を整える事」
で成長の基礎が出来ます。
そのため、
「僕はこの感覚が嫌いだから、避けよう」
という事態は好ましくありません。
それは、疾患を抱えているお子さんでも、抱えていないお子さんでも同じです。
逆に、
「僕はこの刺激がもっと欲しい!」
という場合は、本人が満足しない限り刺激を追い求める結果になってしまいます。
******
前庭感覚や固有覚が整わないお子さんは、どういった悩みが出てくるでしょうか。
【前庭・固有覚が嫌いな場合】
…過敏と言います。
・乗り物に乗りたがらない
・運動を好まない
・ブランコなどの遊具を使えない(泣いてしまう)
などが考えられます。
スピード感のあるもの、関節の動きを伴う動作全般が苦手になってしまい、成長に偏りが見られてしまいます
【前庭・固有覚を欲しがる場合】
・大人しく椅子に座れない
・走り回ってしまう
・ブランコなどの遊具でスピードを出しすぎてしまう
などが考えられます。
お子さんの場合…「人に迷惑がかかる」「危ない」などの事情よりも、自分の欲求が優先されてしまいます。
どこかで刺激を満たしてあげないと、場所を選ばず危険な行動を取ってしまう可能性があります
いずれの場合も…
前庭感覚・固有覚を感じる機会があれば、改善していくものです。
そこでおすすめなのが、トランポリン!
トランポリンは関節をダイナミックに動かし、かつ、ある程度のスピード感を感じられる遊具です。
しかも、家の中で使える!
「欲しがる」タイプのお子さんは楽しく遊ぶことができますし…
「嫌がる」タイプのお子さんも、自分で揺れの強弱を調整できるため受け入れやすいです
(あまりに嫌がる場合は、トランポリンに寝転んで本を読むくらいから始めてもいいと思います。)
最近のトランポリンは安価ですし、リンクのものは折り畳み機能まで付いています。
使うときだけ出せると、リスク管理の面でも安心ですね!
作業療法では、1〜2歳のお子さんでもトランポリンの上に寝かせて刺激を入れることがあります。
リスク管理が出来れば、それくらいの時期から始めてもいいと思いますよ!
ただし…揺らしすぎは脳に悪影響なので、お子さんの顔色を見ながらやってみて下さいね!
私は前庭感覚刺激が苦手で…
誘われても、絶叫系のジェットコースターには乗りたくありません
(ジェットコースターに乗れなくても、そんなに困りはしませんが…)
将来の選択肢が狭くならないよう、子供のうちから感覚を整えてあげてくださいね。
それではまた!
〜〜〜〜〜〜〜〜
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価格:3,998円 |
子供は、様々な感覚を統合しながら成長していきます。
五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)
は有名ですよね
しかし実はこれ以外にも感覚が存在します。
前庭感覚
…バランスやスピードを感じる感覚。
固有覚
…関節の動きを感じる感覚。
この2つは、主にダイナミックな運動を行う時に出てくる感覚です
例えば…
・走りまわる
・跳び跳ねる
・ブランコに乗る
などなど
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以前説明しましたが、感覚統合の考え方では、
「感覚を整える事」
で成長の基礎が出来ます。
そのため、
「僕はこの感覚が嫌いだから、避けよう」
という事態は好ましくありません。
それは、疾患を抱えているお子さんでも、抱えていないお子さんでも同じです。
逆に、
「僕はこの刺激がもっと欲しい!」
という場合は、本人が満足しない限り刺激を追い求める結果になってしまいます。
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前庭感覚や固有覚が整わないお子さんは、どういった悩みが出てくるでしょうか。
【前庭・固有覚が嫌いな場合】
…過敏と言います。
・乗り物に乗りたがらない
・運動を好まない
・ブランコなどの遊具を使えない(泣いてしまう)
などが考えられます。
スピード感のあるもの、関節の動きを伴う動作全般が苦手になってしまい、成長に偏りが見られてしまいます
【前庭・固有覚を欲しがる場合】
・大人しく椅子に座れない
・走り回ってしまう
・ブランコなどの遊具でスピードを出しすぎてしまう
などが考えられます。
お子さんの場合…「人に迷惑がかかる」「危ない」などの事情よりも、自分の欲求が優先されてしまいます。
どこかで刺激を満たしてあげないと、場所を選ばず危険な行動を取ってしまう可能性があります
いずれの場合も…
前庭感覚・固有覚を感じる機会があれば、改善していくものです。
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トランポリンは関節をダイナミックに動かし、かつ、ある程度のスピード感を感じられる遊具です。
しかも、家の中で使える!
「欲しがる」タイプのお子さんは楽しく遊ぶことができますし…
「嫌がる」タイプのお子さんも、自分で揺れの強弱を調整できるため受け入れやすいです
(あまりに嫌がる場合は、トランポリンに寝転んで本を読むくらいから始めてもいいと思います。)
最近のトランポリンは安価ですし、リンクのものは折り畳み機能まで付いています。
使うときだけ出せると、リスク管理の面でも安心ですね!
作業療法では、1〜2歳のお子さんでもトランポリンの上に寝かせて刺激を入れることがあります。
リスク管理が出来れば、それくらいの時期から始めてもいいと思いますよ!
ただし…揺らしすぎは脳に悪影響なので、お子さんの顔色を見ながらやってみて下さいね!
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私は前庭感覚刺激が苦手で…
誘われても、絶叫系のジェットコースターには乗りたくありません
(ジェットコースターに乗れなくても、そんなに困りはしませんが…)
将来の選択肢が狭くならないよう、子供のうちから感覚を整えてあげてくださいね。
それではまた!
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