2015年08月09日
共産党の思想って国民平等ではないの?中国人が拝金主義の理由
中国人がお金にこだわる理由
中国人女性はパートナーに収入や資産条件にすごくこだわる
ある程度条件を満たさなければ相手にもしない
中国人全体が拝金主義の風潮が強くなっている
ではどうしてそんなに金にこだわるのか?
そこにもやはり理由がある
@生活が豊かになった上のメンツ
つい30年前まで中国全体は貧乏であった
金持ちはほとんどおらず、生活水準は国民全体が低かった
狭い部屋に住み、安い服を着て、中国家庭料理を食べていた時代は国民全体が同水準の
生活を送っていた
しかし、格差がないというのは不平不満もなくそれが当たり前として国民は生活していた
中国政府が欧米諸国や日本と関係を結ぶと中国人の生活は一変した
海外から多くのモノや金が投入され、中国の開発ラッシュが進んだ中で
中国人の中にも格差が現れてきた
今日の中国人の富裕層は日本以上であることは報道等から周知の事実であると思われる
この格差での上位層に居たいというメンツが金を得たいという一つのモチベーションになっている
Aセーフティーネットが不安定
中国にも年金はある
海外の年金制度を参考に中国政府が構築しているものである
しかし、ダイナミックに変化する中国経済でその制度が追いついていないのが現状である
・就業者が年金を負担しない現実
中国政府は就業者全員に年金を支払うように定めているが、いまだに支払っていない企業も多い
企業は年金の企業負担を減らしたい。個人にとっては今の手取り給料をあげたい。
という双方の利益は一致している為、支払いをすり抜ける企業が後を絶たない
また、正規社員以外の労働者が多く
彼らは年金を支払うことも受け取ることもない
・超高齢化社会
一人っ子政策の影響により、数年後から超高齢化社会がおとずれる
現在の年金制度では破たんが明らかであり、制度の改定が急務である
また、このような状態で国民は政府を信頼しておらず
年金制度で将来が安心という気持ちには到底なれない状況にある
・生活は保護されない
収入が少ない人に関して日本の生活保護のように収入を与える制度は中国にはない
障害者は街に出、見世物になって通行人から金を得るしかない
B家族、親類の関係が崩壊
中国古来のセーフティーネットは家族と親類であった
ある老婆を面倒を多くの子供やその親類が手間を分け合って世話をしたものである
日本人から見ると未だにそのつながりは強いものを感じる
しかし、生活様式の変化が従来の家族の関係も崩れつつある
「親の面倒は子供がみる」
中国では昔からそのようにしてきたし、親をないがしろにするような事は許されなかったことである
しかし、この風潮も現代は様変わりしている
自分達でいっぱいな子供たち世代は親の面倒をみる余裕がないし、みるべきという観念が希薄になっている
一人っ子政策の影響で、一人の子供は2人の親を面倒を見なければならない
親類に頼ろうとも、どこの家庭も1人の子供で2人の親である
このような状況では時間的にも経済的にも親の面倒をみきれなくなっているのである
こんな状況で自分の生活は自分で守ろうと考えるのは必然であるため
シャドーバンキングや株、不動産にて自分の資産を増やしておきたいと考えるのである
現代中国では子供よりもお金のほうが自分を守ってくれるものである
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