2021年03月07日
【ジュリアは魔術師である。】『レック Presents スターダム10周年記念〜ひな祭り ALLSTAR DREAM CINDERELLA〜』日本武道館大会2021.3.3
おはこんばんちは。
そして、女子プロレスのファンの皆様、
推し事お疲れ様です。
深い感動、
TBE(The Best Ever 史上最高)イベントを観戦してしまった
A -show2です。
みなさん見ましたか?
スターダム日本武道館大会。
このイベントは史上最高のプロレスイベントでした。
そして一人のスーパースターも生まれたと思います。
私にとってはかなり以前からスーパースターでしたが、
女子プロレス界、いや少なくとも日本のプロレス界全体としても
スーパースターになったのではないでしょうか?
いい意味で遥か彼方の存在とすら感じられるほどに。
私にとってスーパースターは手の届かない存在であって欲しいと思っています。
まさにそれに近い感じになっていますね。
この勢いを失うことなく、
ワールドスーパースター、
サッカー的な言い方をするとメガクラックになって欲しいですね。
少なくとも世界的な知名度を獲得しつつあることも
本大会で顕在化されたと思います。
私はこのまま楽しまさせていただきつつ、
ささやかな推し活動をしつつ、
心の底から、「俺たちのジュリア」の飛躍を楽しみたいと思います。
さてでは
『レック Presents スターダム10周年記念
〜ひな祭り ALLSTAR DREAM CINDERELLA〜』
日本武道館大会2021.3.3書いていきましょう。
対戦カードと結果は以下の通り。
**********************************************************
プロローグファイト第1試合 ハイスピード選手権試合 30分1本勝負
【王者】●AZM
(7分41秒 クロスアーム式・スープレックス・ホールド)
【挑戦者】〇なつぽい
※第19代王者のAZMが5度目の防衛に失敗。なつぽいが第20代王者となる
プロローグファイト第2試合 ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者組】
○舞華&ひめか
(7分15秒 みちのくドライバーU→片エビ固め)
【挑戦者組】
刀羅ナツコ&鹿島沙希●
※第20代王者組の舞華&ひめかが初防衛に成功
レック Presents スターダム10周年記念〜ALLSTAR DREAM CINDERELLA〜 時間無制限
〇ウナギ・サヤカ (35分1秒 OTR) 〇愛川ゆず季
〈出場選手〉ビー・プレストリー、白川未奈、ウナギ・サヤカ、スターライト・キッド、飯田沙耶、ゴキゲンです☆、レディ・C、長与千種、井上京子、下田美馬、松本浩代、さくらえみ、門倉凜、星月芽依、愛川ゆず季、美闘陽子、脇澤美穂、美邑弘海、まなせゆうな、はるか悠梨、コグマ、中西百重
退場順…@レディAルアカB京子CまなせD下田EプレストリーFはるかGさくらH脇澤I松本J星月K門倉L田M長与N菊タローOゴキゲンP中西Q美闘RキッドSコグマ㉑白川
10周年記念試合@ 30分1本勝負
〇高橋奈七永 (10分21秒 ワンセコンドEX→片エビ固め)●渡辺桃
SWA世界選手権試合 30分1本勝負
【王者】〇朱里 (8分19秒 白虎)【挑戦者】●小波
※第7代王者の朱里が4度目の防衛に成功
10周年記念試合A 30分1本勝負
〇岩谷麻優(15分9秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め)●世志琥
ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者】
〇林下詩美
(15分46秒 ハイジャック・ボム→片エビ固め)
【挑戦者】
●上谷沙弥
※第13代王者の林下詩美が3度目の防衛に成功
ワンダー・オブ・スターダム選手権試合
〜敗者髪切りマッチ〜 時間無制限1本勝負
【挑戦者】
中野たむ
(18分57秒 トワイライト・ドリーム)
【王者】
ジュリア
**********************************************************
メインイベント髪切りマッチ
そしてワンダーオブスターダム選手権試合
王者:ジュリア対挑戦者:中野たむ。
この試合は昨年1年長い間抗争を続けており、
そして非常に質の高く熱量の多いバチバチ感の強い試合とアングルを提供しており、
今回の日本武道館大会がメガマッチであり、
髪切りマッチというのもあり、
このストーリーの一旦のフィナーレを迎えることは想像しておりました。
エントランス時のジュリアさん。
今回の対戦、髪切りマッチであることで
賛否両論ありました。
特にいずれかのファンにとっては坊主頭になる推しレスラーを見たくないとか、
手法として古いなどが理由なのかなと思っています。
まあ確かにそう思う方は一定数いるでしょう。
私の立ち位置は一瞬それは思わないわけではないけども、
まず見てみようというスタンスでありたいというのと、
両名ともその覚悟を決めた事自体が非常に興味深く、
表現者としてそういう覚悟を決められる事自体が素晴らしいですし、
その心意気を私は見届けたいです。
髪を切られることのリスクは今までのキャラクターから
一定期間キャラ修正が必要になる点だと思います。
それは小さくないファクターだと思います。
同じくエントランス時の中野たむさん。
髪切りマッチに対する印象は当初は
「そうか、髪切りマッチかー」と冷静なものでしたが、
大会が近づくにあたり、日に日にワクワクする感情が生まれました。
万が一このレスラーが丸刈りになった場合キャラクターどうするのかな?とか。
そしてジュリアさんは丸坊主になる覚悟は当初よりあるだろうなと感じていましたが、
一方で、この中野たむさんも普段見せている貪欲さを見ると
同じくその覚悟はある方だろうなと感じられるように解釈し出しました。
エントランス時の中野たむさん。
非常にいい表情の写真。
ランディーオートンや村上和成氏のような睨み。
まさに「美しき狂気」。
試合序盤はジュリアさんが優勢に進める展開でした。
エプロンでの様子。
うーん、美しい。
場外でテーブル葬の様子。
おーここまでやるかという印象。
私はエクストリームな試合形式も好きです。
(少し余談)
私自身も人生一度でいいからテーブル葬されてみたいです。
これは痛くないと思っているとか軽んじている意味ではなく真剣にやられてみたい。
昨今AEWでSHAQ(シャキールオニール)もやられていましたね。
コーナーで吊るし型ヘッドロックの様子。
しかしながらものすごい僧帽筋、広背筋群。
もはや生きる彫刻。
ジュリアさんの必殺技のグロリアスドライバーを
なんと中野たむさんが繰り出した!
ある意味では禁じ手、体とそしてメンタルへの総攻撃ですね。
私の中では世界一のこだわりを感じる中野たむさんのプランチャ。
本当に体幹から指の先、脚のつま先まで意識が行き届いている
美しい形です。もちろん飛び自体も高い。
そしてこの二人対戦時の見どころバチバチのエルボー合戦。
この日はバチバチビンタ合戦。
普段の可愛らしい系の中野たむさんが
全てを投げ打つように戦う姿、
ビンタする姿はいつだって凄いし素晴らしい。
そしてこの日はあまりの激しさに観客席から見ても
顔が真っ赤になっていることがわかりました。
最上級フィニッシャーのトワイライトドリーム。
これで終了。
この角度は本当に過激だし、ブリッジの角度はもはやSFの世界にも感じますね。
SFまで行かなくても体操選手のようですね。
まさに死闘。これぞ死闘。
まさに死力を尽くした圧倒的な試合でした。
今年のここまでの中のベストバウトなのは言うまでもない。
二人の表情は全てを出し尽くしたことが伝わる様子です。
疲労困憊の中野たむさんとよりそう
白川美奈、ウナギサヤカさん。
コズミックエンジェルズの3人が非常にいい表情。
「髪切らなくていいよ」という中野たむさん。
しかしながら「恥をかかせるな」と答えるジュリアさん。
バリカンをたむさんの渡し切るように促すも
切ることをためらい切れないたむさんは美容師さん(?)にバリカンを渡し下記の写真の状況に。
流石に強ばる表情のジュリアさん。
ちょっと切りながらも中野たむさんと話をする様子が見えました。
そしてある程度切った様子をみた中野たむさんが、
「ずるいオシャレじゃん!」と観客も感じていた率直なツッコミと
それに対する、「お前じゃ世界一ブサイクになっちゃうもんな」
そんなやりとりも若干ほっこり且つお互いのキャラクターが際立つやりとり。
確かにうーんかっこいい。
アシンメトリーのツーブロック。
普通にオシャレ。
私自身もツーブロッカーですし、
非常に参考にしたくなるようなディテール。
かっこよし。
そしても再度リングに上がり、
新チャンピオンの中野たむさんの手を取り、
勝利をたたえる。
その際の中野たむさんの少しびっくりしたような、
申し訳ないような表情をした後に
誇らしく、気丈に王者らしい表情になりました。
そして冒頭の写真の流れ。
新王者に激励として背中を叩く。
ここら辺のたむさんの様子とジュリアさんの表情は
素晴らしい表現でした。
映像コンテンツ、撮り直しがきく映画やドラマではなく、
ライブエンターテイメントでここまでの表現は素晴らしいものだと感じました。
まさにライブエンターテイメントにしかできないものだと思います。
どうしても演劇などの場合ここまで自然な表情は作り出せるのかわからないです。
プロレスだからこそ、
そしてプロレスの最上級の真髄を感じさてくれたと思います。
そしてここまででも最上級で極上のストーリーでしたが、
最後に見せた引き上げる背中。
敗者の矜持を感じさせる美しさがありました。
ここまでの全てがGOOD LOSERとしての美しさを見せてくれたと思います。
今までプロレスで敗者の美学を感じたことがありませんでした。
私は以前サッカーに非常にハマっており、
数多くの敗者に関する言葉があります。
下記は全てオランダ代表のヨハンクライフ氏の言葉です。
・美しく勝利せよ!
・W杯は美しい敗者を作る
・守り切って勝つより、攻め切って負ける方が良い。
この日の試合はまさに上記のような言葉に適合する言葉でした。
この中の言葉の中で守って
勝つという概念は適合しませんが、
お互いとことん攻め合う、撃ち合いを演じた、
攻め切った戦いでした。
美しい勝負に
美しい勝者
そして美しい敗者
そんなことを感じさせてくれた試合でした。
また、この試合に関して
あくまでもワンダーオブスターダム選手権
団体としては2番目のベルト。
それを大一番の大会でメインイベントにすることは通常はないことでしょう。
ここは想像ですが、
彼女の中でどうすればメインイベントでやれるのか、
その上でどうすれば女子プロレス業界、
はたまたプロレス業界全体、もっというと
プロレスにあまり興味がない顧客層も見据えて
考えたのかなと思いました。
そのプランニングは非常に詳細にも感じられました。
まず髪切りをリング上では切り切らないで、
試合後に切っていた様子だけを情報公開。
そして翌日の東京スポーツ紙の一面掲載により公開。
女子プロレスでスポーツ新聞で一面なんてそうそうあることでもないでしょう。
細かい東スポさんとの打ち合わせなどで詳細詰めたのかどうかはわかりませんが、
新聞社としてはインパクトのある内容であれば掲載するインセンティブがあるわけです。
既存の女子プロレスファンの一部の方は
今回の髪切りマッチに否定的でした。
仮にこれが通常の試合形式だったら、
どこまでこの大会を波及効果をもたらすことができたでしょうか?
ただいい試合をした、それだけでは取り上げないでしょう。
多少センセーショナルでなければ、
一般的に少なくとも自分の興味がないジャンルについて見ることはないです。
多少ネガティブに捉える層がいたとしても、
少なくともこのジュリアというレスラーに興味が沸く人は出る可能性があります。
そうすると興味がある絶対値が増加するでしょう。
本当にこのジュリアというレスラーはよく考えてプランを実行しているなと思います。
右脳でももちろん、安納ちゃんではなく、左脳での楽しまさせてくれます。
(すみません、安納サオリさんは今回は関係がなく、駄洒落を言いたかっただけです・・・。)
本当優秀なビジネスマン経営者のようです。
ジュリアの手法は非常に興味深く、
温故知新という諺がよく合います。
(意味:昔の事をたずね求め(=温)て、そこから新しい知識・見解を導くこと。)
髪切りマッチ、パッと聞くとまさに昔からの手法ですが、
今回まさに新しい見解となる風味にアレンジをした。
あくまでもプロレスの概念を大切にしつつ新しい概念を作る。
これはですね、本当に凄いことです。
そしてネガティブな感情は全く消しだされ
予想だにしない爽やかな印象の残る髪切りマッチに昇華した。
この変化はある意味では魔法のようです。
そしてその魔法に見せられるファンたち。
そうもはや
ジュリアは魔術師だ!
ある意味では我々は彼女の手のひらで踊らされていたのです。
この経験は今後の彼女のなすことを
冷静に何をしてくるか考えるきっかけを与えてくれることでしょう。
私はこの日の興行をみて、
先日フォローしている方がおっしゃていた
プロレス大賞獲得について
本当にあるかもと私も感じ出しました。
それだけのインパクトと話題性作ったと思います。
本当に今まさに我々はシンデレラストーリーを見ているのです。
これはスターダムのテーマでもあります。
楽しみに見届けようではありませんか。
ジュリアのレスラーストーリーは
Never Ending見続けよう!
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このイベントは史上最高のプロレスイベントでした。
そして一人のスーパースターも生まれたと思います。
私にとってはかなり以前からスーパースターでしたが、
女子プロレス界、いや少なくとも日本のプロレス界全体としても
スーパースターになったのではないでしょうか?
いい意味で遥か彼方の存在とすら感じられるほどに。
私にとってスーパースターは手の届かない存在であって欲しいと思っています。
まさにそれに近い感じになっていますね。
この勢いを失うことなく、
ワールドスーパースター、
サッカー的な言い方をするとメガクラックになって欲しいですね。
少なくとも世界的な知名度を獲得しつつあることも
本大会で顕在化されたと思います。
私はこのまま楽しまさせていただきつつ、
ささやかな推し活動をしつつ、
心の底から、「俺たちのジュリア」の飛躍を楽しみたいと思います。
さてでは
『レック Presents スターダム10周年記念
〜ひな祭り ALLSTAR DREAM CINDERELLA〜』
日本武道館大会2021.3.3書いていきましょう。
対戦カードと結果は以下の通り。
**********************************************************
プロローグファイト第1試合 ハイスピード選手権試合 30分1本勝負
【王者】●AZM
(7分41秒 クロスアーム式・スープレックス・ホールド)
【挑戦者】〇なつぽい
※第19代王者のAZMが5度目の防衛に失敗。なつぽいが第20代王者となる
プロローグファイト第2試合 ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者組】
○舞華&ひめか
(7分15秒 みちのくドライバーU→片エビ固め)
【挑戦者組】
刀羅ナツコ&鹿島沙希●
※第20代王者組の舞華&ひめかが初防衛に成功
レック Presents スターダム10周年記念〜ALLSTAR DREAM CINDERELLA〜 時間無制限
〇ウナギ・サヤカ (35分1秒 OTR) 〇愛川ゆず季
〈出場選手〉ビー・プレストリー、白川未奈、ウナギ・サヤカ、スターライト・キッド、飯田沙耶、ゴキゲンです☆、レディ・C、長与千種、井上京子、下田美馬、松本浩代、さくらえみ、門倉凜、星月芽依、愛川ゆず季、美闘陽子、脇澤美穂、美邑弘海、まなせゆうな、はるか悠梨、コグマ、中西百重
退場順…@レディAルアカB京子CまなせD下田EプレストリーFはるかGさくらH脇澤I松本J星月K門倉L田M長与N菊タローOゴキゲンP中西Q美闘RキッドSコグマ㉑白川
10周年記念試合@ 30分1本勝負
〇高橋奈七永 (10分21秒 ワンセコンドEX→片エビ固め)●渡辺桃
SWA世界選手権試合 30分1本勝負
【王者】〇朱里 (8分19秒 白虎)【挑戦者】●小波
※第7代王者の朱里が4度目の防衛に成功
10周年記念試合A 30分1本勝負
〇岩谷麻優(15分9秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め)●世志琥
ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者】
〇林下詩美
(15分46秒 ハイジャック・ボム→片エビ固め)
【挑戦者】
●上谷沙弥
※第13代王者の林下詩美が3度目の防衛に成功
ワンダー・オブ・スターダム選手権試合
〜敗者髪切りマッチ〜 時間無制限1本勝負
【挑戦者】
中野たむ
(18分57秒 トワイライト・ドリーム)
【王者】
ジュリア
**********************************************************
メインイベント髪切りマッチ
そしてワンダーオブスターダム選手権試合
王者:ジュリア対挑戦者:中野たむ。
この試合は昨年1年長い間抗争を続けており、
そして非常に質の高く熱量の多いバチバチ感の強い試合とアングルを提供しており、
今回の日本武道館大会がメガマッチであり、
髪切りマッチというのもあり、
このストーリーの一旦のフィナーレを迎えることは想像しておりました。
エントランス時のジュリアさん。
今回の対戦、髪切りマッチであることで
賛否両論ありました。
特にいずれかのファンにとっては坊主頭になる推しレスラーを見たくないとか、
手法として古いなどが理由なのかなと思っています。
まあ確かにそう思う方は一定数いるでしょう。
私の立ち位置は一瞬それは思わないわけではないけども、
まず見てみようというスタンスでありたいというのと、
両名ともその覚悟を決めた事自体が非常に興味深く、
表現者としてそういう覚悟を決められる事自体が素晴らしいですし、
その心意気を私は見届けたいです。
髪を切られることのリスクは今までのキャラクターから
一定期間キャラ修正が必要になる点だと思います。
それは小さくないファクターだと思います。
同じくエントランス時の中野たむさん。
髪切りマッチに対する印象は当初は
「そうか、髪切りマッチかー」と冷静なものでしたが、
大会が近づくにあたり、日に日にワクワクする感情が生まれました。
万が一このレスラーが丸刈りになった場合キャラクターどうするのかな?とか。
そしてジュリアさんは丸坊主になる覚悟は当初よりあるだろうなと感じていましたが、
一方で、この中野たむさんも普段見せている貪欲さを見ると
同じくその覚悟はある方だろうなと感じられるように解釈し出しました。
エントランス時の中野たむさん。
非常にいい表情の写真。
ランディーオートンや村上和成氏のような睨み。
まさに「美しき狂気」。
試合序盤はジュリアさんが優勢に進める展開でした。
エプロンでの様子。
うーん、美しい。
場外でテーブル葬の様子。
おーここまでやるかという印象。
私はエクストリームな試合形式も好きです。
(少し余談)
私自身も人生一度でいいからテーブル葬されてみたいです。
これは痛くないと思っているとか軽んじている意味ではなく真剣にやられてみたい。
昨今AEWでSHAQ(シャキールオニール)もやられていましたね。
コーナーで吊るし型ヘッドロックの様子。
しかしながらものすごい僧帽筋、広背筋群。
もはや生きる彫刻。
ジュリアさんの必殺技のグロリアスドライバーを
なんと中野たむさんが繰り出した!
ある意味では禁じ手、体とそしてメンタルへの総攻撃ですね。
私の中では世界一のこだわりを感じる中野たむさんのプランチャ。
本当に体幹から指の先、脚のつま先まで意識が行き届いている
美しい形です。もちろん飛び自体も高い。
そしてこの二人対戦時の見どころバチバチのエルボー合戦。
この日はバチバチビンタ合戦。
普段の可愛らしい系の中野たむさんが
全てを投げ打つように戦う姿、
ビンタする姿はいつだって凄いし素晴らしい。
そしてこの日はあまりの激しさに観客席から見ても
顔が真っ赤になっていることがわかりました。
最上級フィニッシャーのトワイライトドリーム。
これで終了。
この角度は本当に過激だし、ブリッジの角度はもはやSFの世界にも感じますね。
SFまで行かなくても体操選手のようですね。
まさに死闘。これぞ死闘。
まさに死力を尽くした圧倒的な試合でした。
今年のここまでの中のベストバウトなのは言うまでもない。
二人の表情は全てを出し尽くしたことが伝わる様子です。
疲労困憊の中野たむさんとよりそう
白川美奈、ウナギサヤカさん。
コズミックエンジェルズの3人が非常にいい表情。
「髪切らなくていいよ」という中野たむさん。
しかしながら「恥をかかせるな」と答えるジュリアさん。
バリカンをたむさんの渡し切るように促すも
切ることをためらい切れないたむさんは美容師さん(?)にバリカンを渡し下記の写真の状況に。
流石に強ばる表情のジュリアさん。
ちょっと切りながらも中野たむさんと話をする様子が見えました。
そしてある程度切った様子をみた中野たむさんが、
「ずるいオシャレじゃん!」と観客も感じていた率直なツッコミと
それに対する、「お前じゃ世界一ブサイクになっちゃうもんな」
そんなやりとりも若干ほっこり且つお互いのキャラクターが際立つやりとり。
確かにうーんかっこいい。
アシンメトリーのツーブロック。
普通にオシャレ。
私自身もツーブロッカーですし、
非常に参考にしたくなるようなディテール。
かっこよし。
そしても再度リングに上がり、
新チャンピオンの中野たむさんの手を取り、
勝利をたたえる。
その際の中野たむさんの少しびっくりしたような、
申し訳ないような表情をした後に
誇らしく、気丈に王者らしい表情になりました。
そして冒頭の写真の流れ。
新王者に激励として背中を叩く。
ここら辺のたむさんの様子とジュリアさんの表情は
素晴らしい表現でした。
映像コンテンツ、撮り直しがきく映画やドラマではなく、
ライブエンターテイメントでここまでの表現は素晴らしいものだと感じました。
まさにライブエンターテイメントにしかできないものだと思います。
どうしても演劇などの場合ここまで自然な表情は作り出せるのかわからないです。
プロレスだからこそ、
そしてプロレスの最上級の真髄を感じさてくれたと思います。
そしてここまででも最上級で極上のストーリーでしたが、
最後に見せた引き上げる背中。
敗者の矜持を感じさせる美しさがありました。
ここまでの全てがGOOD LOSERとしての美しさを見せてくれたと思います。
今までプロレスで敗者の美学を感じたことがありませんでした。
私は以前サッカーに非常にハマっており、
数多くの敗者に関する言葉があります。
下記は全てオランダ代表のヨハンクライフ氏の言葉です。
・美しく勝利せよ!
・W杯は美しい敗者を作る
・守り切って勝つより、攻め切って負ける方が良い。
この日の試合はまさに上記のような言葉に適合する言葉でした。
この中の言葉の中で守って
勝つという概念は適合しませんが、
お互いとことん攻め合う、撃ち合いを演じた、
攻め切った戦いでした。
美しい勝負に
美しい勝者
そして美しい敗者
そんなことを感じさせてくれた試合でした。
また、この試合に関して
あくまでもワンダーオブスターダム選手権
団体としては2番目のベルト。
それを大一番の大会でメインイベントにすることは通常はないことでしょう。
ここは想像ですが、
彼女の中でどうすればメインイベントでやれるのか、
その上でどうすれば女子プロレス業界、
はたまたプロレス業界全体、もっというと
プロレスにあまり興味がない顧客層も見据えて
考えたのかなと思いました。
そのプランニングは非常に詳細にも感じられました。
まず髪切りをリング上では切り切らないで、
試合後に切っていた様子だけを情報公開。
そして翌日の東京スポーツ紙の一面掲載により公開。
女子プロレスでスポーツ新聞で一面なんてそうそうあることでもないでしょう。
細かい東スポさんとの打ち合わせなどで詳細詰めたのかどうかはわかりませんが、
新聞社としてはインパクトのある内容であれば掲載するインセンティブがあるわけです。
既存の女子プロレスファンの一部の方は
今回の髪切りマッチに否定的でした。
仮にこれが通常の試合形式だったら、
どこまでこの大会を波及効果をもたらすことができたでしょうか?
ただいい試合をした、それだけでは取り上げないでしょう。
多少センセーショナルでなければ、
一般的に少なくとも自分の興味がないジャンルについて見ることはないです。
多少ネガティブに捉える層がいたとしても、
少なくともこのジュリアというレスラーに興味が沸く人は出る可能性があります。
そうすると興味がある絶対値が増加するでしょう。
本当にこのジュリアというレスラーはよく考えてプランを実行しているなと思います。
右脳でももちろん、安納ちゃんではなく、左脳での楽しまさせてくれます。
(すみません、安納サオリさんは今回は関係がなく、駄洒落を言いたかっただけです・・・。)
本当優秀なビジネスマン経営者のようです。
ジュリアの手法は非常に興味深く、
温故知新という諺がよく合います。
(意味:昔の事をたずね求め(=温)て、そこから新しい知識・見解を導くこと。)
髪切りマッチ、パッと聞くとまさに昔からの手法ですが、
今回まさに新しい見解となる風味にアレンジをした。
あくまでもプロレスの概念を大切にしつつ新しい概念を作る。
これはですね、本当に凄いことです。
そしてネガティブな感情は全く消しだされ
予想だにしない爽やかな印象の残る髪切りマッチに昇華した。
この変化はある意味では魔法のようです。
そしてその魔法に見せられるファンたち。
そうもはや
ジュリアは魔術師だ!
ある意味では我々は彼女の手のひらで踊らされていたのです。
この経験は今後の彼女のなすことを
冷静に何をしてくるか考えるきっかけを与えてくれることでしょう。
私はこの日の興行をみて、
先日フォローしている方がおっしゃていた
プロレス大賞獲得について
本当にあるかもと私も感じ出しました。
それだけのインパクトと話題性作ったと思います。
本当に今まさに我々はシンデレラストーリーを見ているのです。
これはスターダムのテーマでもあります。
楽しみに見届けようではありませんか。
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