2017年04月01日
キューバ代表、チリを破り準決勝進出 U-18女子バレーボール
セセー(背番号12)とビルトレス(背番号13)の非常に効果的なブロック
18歳以下の第四回パンアメリカン・カップでキューバ代表はチリに3対0でストレート勝ちし、準決勝進出を決めた。準決勝は今週土曜日(4月1日)にシウダ・デポルティバ競技場でおこなわれる。
きょうのチリの敗退により、コロンビアがアルゼンチン世界大会への南米代表としての出場権を確実にした。コロンビアはこの日メキシコを破り、次はメダルをかけてドミニカ共和国と対戦する。
高さのあるブロックと強力な攻撃力で、主催国のキューバチームはチリに余裕を与えなかった。この試合では、アイビー・マイ・ビラとアイラマ・セセーがともに14得点、ヤミスレイディス・ビルトレスが13点、エリサベス・ビセが12点と活躍した。チリはベアトリス・ノボアが14得点だった。
キューバ代表のフアン・カルロス・クルース監督は本紙に対し、「きょうの試合に向けてうまく調整し、選手たちもいい動きを見せてくれた。第三セットからはアルゼンチン戦をイメージしながらプレーした。」、と上機嫌で語った。
一方、チリのエドゥアルド・ギジャウメ監督は、「キューバの力強さに対抗できなかった。彼女たちのスパイクは非常に高く、それに対してブロックと守備を配置できなかった。すべての点で彼女たちが上回っていた。」、と率直に認めた。
「今回の大会は難しかった。プエルト・リコには3対2で勝ち、アルゼンチンには1対3で負けた。きょうは優勝候補のひとつであるキューバと対戦したが、これはいい勉強になった。今後もこのような大会にたくさん出場したい。」、とチリの監督は述べた。
キューバチームの主将ラ・ビセは、強い扁桃腺炎にもかかわらず、多くの得点をあげた。「でもそれは何の障害にもならない。得点をあげることは私の責任だから。私たちはすでに世界大会への出場権を獲得したが、変わらず最後まで戦いを続ける。」
世界大会への出場権獲得がまだ判明しない時点でコロンビアは、メキシコと対戦し、セットカウント3対1 (25-16, 25-27, 25-21, 25-22) で勝利し、準決勝進出を決め、あとはキューバ対チリの結果待ちとしていた。
このほかの試合は、プエルト・リコがグアテマラに3対0(25-14, 25-16, 25-17) でストレート勝ちし、今週土曜日は、七位決定戦でコスタ・リカと対戦する。
一方コスタ・リカは、ウルグアイの攻撃に苦しんだものの、最後はタイブレークに持ち込み、セットカウント3対2 (25-22, 25-12, 22-25, 17-25. 15-7) で今大会初勝利をあげ、最下位争いから抜け出した。
グアテマラとウルグアイは、10チームが参加した今大会の最下位をめぐって争うことになり、ドミニカ共和国とアルゼンチンは今大会に出場する前に世界大会出場権を得ている。
今週土曜日の試合日程
14:00- ウルグアイ対グアテマラ(9位決定戦)
16:00- プエルト・リコ対コスタ・リカ(7位決定戦)
18:00- ドミニカ共和国対コロンビア(準決勝)
20:00- アルゼンチン対キューバ(準決勝)
COPA PANAMERICANA SUB-18 DE VOLEIBOL
Cuba desarmó a Chile y pasó a la semifinal
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=40421
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