2019年11月25日
コロンビアのアビアンカ航空 エルサルバドル-キューバ間運行休止を決定 米トランプ政権の圧力に屈す
アビアンカ航空
Trabajadores、2019年11月25日
来年の1月15日からコロンビアの航空会社アビアンカ航空が、米国政府との摩擦を避ける目的でエルサルバドルとキューバ間の直行便を休止する。
このアビアンカ航空の決定は、米国によるキューバに対する封鎖が第三国にも影響していることを示している。
駐エルサルバドルのキューバ大使館政治外交問題担当アベル・バルサガは、「この決定はすでにエルサルバドルの観光業だけでなく、エルサルバドルのキューバ人コミュニティやその家族たちにも影響を与えている」、と語ったとグランマ紙は報じている。
アビアンカ航空はドナルド・トランプ政権の圧力に屈している。トランプ政権はキューバを孤立させる目的においてキューバでの観光業発展のための障害を放置することをやめていない。
米国はさきの10月25日、キューバへの「米国人観光客が発生するのを防ぐ」という疑わしい口実のもと、ハバナを除くキューバ各地行きのすべての米国領土発航空便の禁止を発表した。
これ以前に、クルーズ船を代表とする米国発のすべての種類の船舶の入港が休止になっていたほか、クバーナ航空に飛行機をレンタルするための認可の取り消しによって、クバーナ航空は7つの国際ルートの運行のキャンセルを強いられ、搭乗できなくなったおよそ4万人に影響が出た一方、国は外貨で1千万ペソの収入を失っている。
(ACNとグランマ紙より)
Avianca suspende vuelos a Cuba para evitar problemas con EE.UU.
http://www.trabajadores.cu/20191125/avianca-suspende-vuelos-a-cuba-para-evitar-problemas-con-ee-uu/
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9456610
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック