2019年10月06日
キューバ バルバドスでのテロ犠牲者を追悼 クバーナ航空機爆破事件から43年
Radio Habana Cuba、2019年10月6日、PL
キューバはこの日曜日(10月5日)、今から43年前にバルバドス沖で起きたクバーナ航空機へのテロ攻撃の犠牲者73人を追悼する。この犯罪の主犯たちは一度も起訴されていない。
キューバ当局と国民代表はきょう、この1976年10月6日に起きたテロ行為の死者たちを追悼し、首都ハバナのコロン墓地まで巡礼をおこなう。
ネット上では、キューバのネットユーザーたちがここ数日、このテロ攻撃の主犯たちと米国政府や中央情報局(CIA)の共犯関係に関して非難を繰り返した。
ツイッターのユーザーたちは、#われわれには記憶がある、 #10月6日、#キューバ、#忘却禁止、といったハッシュタグを使い、キューバ人57人、ガイアナ人11人、韓国人5人の計73人の死者の遺族はいまだ正義を要求している、と投稿した。
CU-455機内に設置された爆弾による飛行中の爆破が知られているバルバドス犯罪は、西半球における過去最悪のこの種の攻撃であり、CIA工作員がキューバ革命に対して行った最も残忍なテロ行為と考えられている。
捜査によると、この事件はキューバ出身のテロリスト、ルイス・ポサダ・カリーレスとオルランド・ボッシュによってベネズエラで計画され、彼らがベネズエラ人のエルナン・リカルドとフレディ・ルゴに機内に爆弾を配置させた。
リカルドとルゴは禁固20年の刑を宣告されたが、ボッシュは短期間逮捕されたあと釈放され、ポサダ・カリーレスは8年間拘留されたが、刑務所の警備員の助けを借りて脱走に成功した。
その後、ポサダ・カリーレスとボッシュは米国マイアミ市に身を隠し、そこで死ぬまで、キューバに対する暴力行動や不安定工作を計画し続けた。
キューバでは10月6日が国家テロリズム犠牲者の日として正式に制定された。
バルバドス、恐るべき犯罪の記憶
バルバドス犯罪 - キューバに対するテロリズム
航空機爆破 455便の真実の歴史 (パート1)
航空機爆破 455便の真実の歴史 (パート2)
フィデル・カストロ、バルバドス犯罪を弾劾(1976年10月15日)
Cuba rinde homenaje a víctimas del Crimen de Barbados
http://www.radiohc.cu/nacionales/204067-cuba-rinde-homenaje-a-victimas-del-crimen-de-barbados
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