Cubadebate、2019年9月13日
キューバ共和国外務省声明
キューバは米州相互援助条約（TIAR）の発動を強く拒絶する
キューバ外務省は、軍事条約である米州相互援助条約（TIAR）の発動という恥ずべき決定を非難する。
キューバ外務省は、ベネズエラ・ボリバリアーナ共和国が半球の平和と安全にとって脅威であるという口実により同条約を発動することに断固として拒絶する。実際に地域の平和と安全を脅かしているのは、米国が適用する干渉主義的なモンロー主義やベネズエラへの敵視、そのような目的での同条約の適用である。
悪評高い米州機構がふたたびこの恥ずべき行為の仲介役となったが、そこでは少なからぬ数の政府がこの決定に明確に反対した。
米国が同地域への軍事介入を正当化するために利用し、ラテンアメリカとカリブ海地域の人びとに多くの痛みと死をもたらしたTIARの発動は、ニコラス・マドゥーロ・モロス大統領の合憲政府を転覆させるための武力行使のひきがねとなりうる状況を引き起こすことを狙った意図的な企みであり、これは国際法および中南米カリブ海諸国共同体（CELAC)の平和地帯宣言の原則に明らかに反している。
今回の決定を拒否するにあたりキューバ外務省は、われらのアメリカおよび世界の諸政府・諸国民に向けて、断固として反対するよう呼びかけるものである。この措置は、ベネズエラ・ボリバリアーナ共和国への内政干渉を作為的な法的根拠を通して正当化しようとするものであり、容認できない。
2019年9月13日、ハバナ
テレスール
MINREX: Cuba rechaza enérgicamente la activación del TIAR
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/09/13/minrex-cuba-rechaza-energicamente-la-activacion-del-tiar/#.XYsS5ygzbIU
