2019年02月25日
キューバ新憲法が国民投票で承認される 86.8%が賛成 反対は9%
アリナ・バルセイロ、全国選挙管理委員会委員長
Cubadebate、2019年2月25日、 Dianet Doimeadios Guerrero記者(文), Edilberto Carmona Tamayo(グラフ), Irene Pérez(写真)
キューバ共和国の新憲法が国民投票で86.85%(未確定)の賛成を得て承認された。全国選挙管理委員会のアリナ・バルセイロ・グティエレス委員長が本日発表した。
今回の国民投票では、784万8343人のキューバ国民が新憲法案の是非を決めるために、投票所にかけつけた。
全投票のうち、有効投票が752万2569票(95.85%)、無効が12万7100票(1.62%)、白票が19万8674票(2.53%)だった。
バルセイロ・グティエレス委員長は、賛成票が681万6169票(86.85%)、反対票が70万6400票(9.0%)だった、と発表した。
「よって、現行憲法第137条にもとづき、2019年2月24日に国民投票に諮られたキューバ共和国憲法は、大多数の有権者により承認された」、と全国選挙管理委員会委員長は確認した。
憲法案国民投票の結果
これらの数字はなぜ未確定か
選挙人名簿についてアリナ・バルセイロ・グティエレス委員長は、昨日午前7時に投票が開始された時点では「基本台帳登録数は866万9714人と報告された」が、午後6時の段階では「63万4034人の追加が報告された」、と明らかにした。
数日中にこれらの数字は突合調整される、と委員長は述べ、当日追加された選挙人の多くはすでに基本台帳に登録はされていたが、それが住居とは別の地域だったためである、と説明した。
「つまり、名簿には重複がありうる。そのために現時点での投票結果の情報は予備的性質になる」、とアリナ・バルセイロ・グティエレス委員長は述べた。
全国選挙管理委員会委員長は、憲法案国民投票の公式結果は後日発表される、と宣言した。「確定する投票率は増えるだろう」、とバルセイロ委員長は記者団に対して予告した。
記者会見の模様
アリナ・バルセイロ全国選挙管理委員会委員長による記者会見(2019年2月25日)
RTニュース(2019年2月25日)
Cuba ratifica la nueva Constitución con el 86.85% de los votos emitidos, según datos preliminares (+ Infografía)
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/02/25/cuba-constitucion-referendo-resultados/#.XHSAceQzbIU
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