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2020年07月18日

にきびとにきび痕について

にきびとにきび痕について

にきびができるというのは決して珍しいことではありません。

思春期や、思春期を過ぎても体調や生活習慣などによって気付くとできていることがよくあります。

しかし、よくあるものだからと放っておいたり、つい気になって触ってしまったりしていると、にきびの痕が残ってしまうことがあります。

今回はにきびとにきび痕について解説します。


にきびとにきび痕について
にきびとはどういう肌のトラブルなのでしょうか。

にきびは医学的には尋常性座瘡(じんじょうせいざしょう)と呼ばれています。


実は、よくいわれるような20歳過ぎたら吹き出物というわけではありません。


尋常性座瘡が出来る条件が揃えば、
年齢に関係なく発症しますから10代でも40代でもにきびは出来るのです。

にきび痕を治したいと希望する人は大勢います。
と同時ににきびに悩む方は非常に多いものです。

にきび痕は大きく分けて2つに分けられます。


まず1つ目は、にきび痕が陥没して肌表面がデコボコしている状態です。

にきび痕はアクネスカーとも呼ばれ、
赤にきび以降の段階で形成される事がほとんどです。

細菌の増殖によって炎症が起きてしまうことによって作られます。

ケロイドやクレーターの様なにきび痕が皮膚に残りやすくなることがあります。

特に膿胞や膿腫に迄進行して、これを気にしてつぶしてしまうことによってひどくなるようです。

にきび痕は治りにくく、
場合によっては一生残ってしまう事も少なくありません。

加えて2つ目のにきびの痕は、
にきびの後遺症といえるものでにきびの痕に出来る色素沈着です。


これはシミの様に色素沈着している状態です。色素沈着とはシミの事です。

色素沈着はにきびばかりでなく、
炎症を起こした部分に出来やすく、
これを炎症後色素沈着といいます。

ですから傷が出来た痕や、
化粧品や薬品によってかぶれが生じた後にも、
シミが残ってしまう事があるので注意しましょう。



にきびとにきび痕の原因と対策
にきびが出来る原因は何でしょうか。

にきびは皮膚の毛穴に皮脂等が詰まってしまう事が原因で、
にきびの周囲が赤く腫れたり細菌感染して膿んでくる事もあり、
痛みを伴う事も少なくありません。

まずにきびの体の中からの原因としてあげられるのは、
ホルモンバランスの変化、睡眠不足や夜更かし、偏食、ストレスなどです。


それ以外のにきびの原因には、
外因性原因と呼ばれる肌に合わない化粧品の使用、
皮脂や汗等の汚れ、活性酸素などがあります。

また、乾燥や薬の使用もにきびが出来る原因といえるものです。

にきびは、1つの原因によってではなく、
いくつもの原因が重なり合って出来る場合が多いようです。


できる要因となる様々な原因を把握して、
きちんと対策を立てないと、
にきびやにきび痕の予防や改善は難しくなってしまいます。

にきびやにきび痕の対策が自分でできるものがあります。
それは正しい洗顔法を身につけるということです。

ぬるめのお湯でメイクや汚れをしっかり落とし、
余分な皮脂も取り除いて下さい。

シャワーを使って綺麗な水で洗顔料を洗い流します。

さらに重要なのは、
ゴシゴシこすったりして強い刺激を肌に与えないようにし、
清潔なタオルを使うことを心がけてください。

また自分の肌の状態に合っている化粧品を使うことも、
自分で出来るにきびやにきび痕の対策として有効です。

正しい化粧品での肌のケアが綺麗に洗顔した後には不可欠です。

自分の肌質に合った化粧水や乳液等物選び、
基礎化粧品も汗をかきやすい夏と乾燥しやすい冬
とでは変えるといった細かい工夫が必要ではないでしょうか。


化粧品には、にきびやにきび痕の形成を促す様な成分も含まれていますし、
ファンデーションは肌にとっては汚れですから、
にきびやにきび痕の発症を促し、
悪化をもたらす事になります。


化粧が原因でにきびやにきび痕が出来てしまう事もあるので、
自分の肌に合った化粧品を使用するようにしましょう。


実にたくさんのにきびやにきび痕の治療には方法がありますので、
必ず自分に合ったにきびの治療方法があるでしょう。

まずは、クリニックに行って悩みを相談することから始めてはいかがでしょうか。



posted by うらわ at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 滋養
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