最近
木が切られていることに
目が行くことが多い。
近くの小学校。
公園
道行く街並みの中だったり
木を切るって
なかなかできないこと。
そういう話を
聞いたことがある。
その時は
話の中の一部として
余り心に響かなかったのだけれど
長年見てきた
景色の中の一部だった
木が無くなっていることに
気が付く
無くなってから
癒されていたんだな
そう感じる。
何となく
家族、友人、恋人。
無くなってから気づく存在感。
虚無的な空間になっていく
そんな気がする
長く傍にあった木。
無くなってから
その存在感。
そして
私もそれだけ
年を重ねたんだな。
そう思う。
身近な場所から
だんだんと木が無くなっていく
木を切るって
なかなかできないこと。
切り落とされた
切り株を見て
これから世界はどう変わるんだろう。
小さな世界の
ただ気が切り落とされているだけの出来事だけれど
その中に何か
精神のようなものを
感じずにはいられない。
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