好きに理由が付くと
それは好きではないような気がする。
色々な恋を
してきたのだけれど
いつも
どこか寂しかった。
20代で
忘れられない恋をして
その当時のことは
何も覚えていないくらい。
どうやって食事をしたか
どうやってお風呂に入っていたのか
全く覚えていない。
本当に好きだった
その当時
付き合っていた人がいたのですが
その人は
私のことを好きではなかったんだと思う。
狂っていく私を
ただ静観してるだけで、
彼は事実上
逃げていったのだと思う
彼はいつでも
完璧を欲しがった
完ぺきではない私を
見捨てるには惜しいと感じて
静観していたのでしょう。
私は彼から離れ
でも、
私も彼のことが好きではなかったんでしょうね
だって
狂うほど好きな人がいたんですから。
そこから
私は自分を持ち直すまで
長く時間がかかった
忘れられないほど
何もかもが
あの時の時代のものすべてが
憎しみに変わるほど
倦厭しつづけて、
そして
また中途半端に知り合った男のこと
付き合って
彼は
みるみる私に甘えてくるようになり
別れることになり
そして
ようやく
心の落ち着き先と
自分自身納得できる
それと
狂うほどの思いに終演することとなた
今の私は
好きに溺れるのではなく
好きで居られる
そういう安心感がある
好きって
そういう物なんだと思う。
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