時折
変な時間に
目が覚めることがある
真夜中
やや早朝。
今のような時間。
寝てもいいのだけれど
いたずらに
起きてしまおうと思い
時折
私は仕事のために
パソコンに向かう。
鑑定の仕事の
待機に入るのだけれど、
大抵は
お仕事にならない。
でも、
何となく
起きては仕事をしてしまう。
出来るだけ
静かに
家族に知られないように。
何となく
秘密めいた
変な感覚。
この仕事ならではの
誰かの話を
聞くために
じっと身をひそめる。
こんな時間は
色々な物音が
あたりを心地よくさせてくれる
遠くに聞こえる
蛙の鳴き声。
明かりのついていない
家々。
いつもなら
所々
ついている
マンションも真っ暗。
しかし
後一時間くらいすれば
朝日が出てくる
その時間まで
このまま
気ままに仕事をしていよう。
誰かが
キーボード越しに
話をしに来るのを
息をひそめて
待って居よう。
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