2009年03月19日
マー君のストレート その3
いや〜、WBCはおもしろいね。
侍ジャパンが注目を浴びている中、久しぶりにカムバックです。
前回はマー君のストレートについて書きました。
空振りを狙って投げても結構当てられてしまいます。
その理由は?
マー君は渾身のストレートを投げるとき、
体からその雰囲気が出てしまっているのです。
つまり、投げる瞬間に「思いっきり投げるぞ」と体が表現しているのです。
結果、打者はそれを感じて速球に合わせてきます。
それと、速い球を投げようとすると腕が先に出てしまいがち。
腕の速さで球速を出そうとするのです。
これでは打者もその速さに順応してしまう。
確かに球速はあっても伸びてくる感じがしない。
腕を遅らせて投げたほうが打者にとっては打ちにくい。
球をリリースする瞬間に指先が強烈に加速するのがいいのです。
足腰の力でリラックスした上体をムチのように使う感覚です。
その場合、身体全体はゆっくりした感じになるので打者の感覚よりも速い球が来る。
それには、リラックスが必要。
つまり、思いっきりではなくていいのです。
下半身は全力ですが。
9割の力でコースを狙う。
実はこの方が空振りを奪えるのです。
中学校で野球に励んでる皆さん〜
勉強もがんばりましょう!
野球は頭のウエイトもおっきいからね〜♪