2008年04月08日
いいねッ、この曲!
先日TVで久しぶりにインパクトのあるシンガーを見つけました。
木山裕策です。曲は「home」。
平井堅的な声質ながら、もう少し強く魂を込めて歌い上げるスタイル。
何より木山さん自身の人生がにじみ出ている感じです。
何と優しいのだろう、この人は・・・
と思ってしまいます。
平井堅は当たりの優しさ、
木山裕策は包み込む優しさでしょうか?
「home」という曲もいいですね。
いいシンガーが歌えば、
「この曲はこのシンガーのためにある」と思えるもの。
「木山祐策」+「home」はまさにその典型だと思います。
作詞・作曲は多胡邦夫。
「home」は完全に木山祐策を意識して書いたものでしょうけど、
こんなにもシンガーとマッチする曲ができるものかと感心します。
これぞ、プロ!
2年前に甲状腺の腫瘍ができ、声が出なくなるかもしれなかった木山。
奇跡的な復活からプロシンガーになった話は事実。
そんな逸話がより注目を浴びる要素でもありますが、
この曲に関して、そんなことは関係ないでしょう。
イイいいものはイイ・・・
「大きな古時計」を聴いたときの平井堅もインパクトがありました。
でも、ひとこと言わせてもらえば、
最近は優しさに走りすぎていませんか?
本当の優しさは強さから来る・・・
木山祐策は「本当は強い」と感じさせてくれます。
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