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2017年03月30日

立ち上がり売り場MDについて

ご無沙汰しています。気候が安定せずに、4月を迎えようとしています。
何名の方から、もう一度売り場目線のMD VMDをというリクエストがあったのでお伝えします。
しかし、売り場では必ずブランドの世界観を崩さないようにしていきましょう。
今日は、基本的な事をお伝えします。
VMD MDは、接客と同様であり、販売時の購買意欲の7段階と相通じるところがあります。
まず、下記をお読みください。

AIDMA(アイドマ)の法則■

「AIDMAの法則」とは、
Attention(注意)→Interest(関心)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)
の頭文字を取ったもので、アメリカの経済学者、ローランド・ホールが考え出した「消費行動」に関するプロセスモデルです。
消費者が、最終的な購買に至るまでには、大まかにいっ
て上記の5段階の心理変化がある、という法則です。

■「AIDMAの法則」と「3つの場」の関係■
「AIDMAの法則」と「3つの場」の関係を表すと以下のようになります。
@Attention(注意):「あっ、何かしら、気になるわ。」
  場‥VP、4〜8mの距離なので、色が決め手になる。

AInterest(関心):「まあ、ステキ!ちょっと覗いてみよう。」
  場‥VPとPP、2〜4mの距離なので、デザインが決め手になる。

BDesire(欲求):「コレいいな、欲しいな。」
  場‥PPとIP、1〜2mの距離なので、素材感が決め手になる。

CMemory(記憶):「どんな服と合うかしら、でも、ちょっと他の店も見てみようかな。」
  場‥IP、45p〜1mの距離なので、着まわし感が決め手になる

DAction(行動):「やっぱりコレにしよう!コレください!」
  場‥IP、45p以下の距離なので、着心地感が決め手になる
「AIDMAの法則」を参考に、VMDを考えていけば、消費者にとって、『見やすく、選びやすく、買いやすい』、売場づくりができます。



             売り場づくりの手順とルール
実践の前に
実践に入る前に 「陳列の種類と特性」 「MDサイクルとVMD」 のおさらいです。
キャプチャ.PNG

キャプチャ.PNG



弊社テキストをお持ちの方は、このページが大切です。

商品をシーズンテーマやテイスト、スタイリングなどで括ります。次に、それらをどのエリア(さらに什器)で展開するのかを決めます。
• シーズンテーマは知っていますか?
• グルーピングの優先順位は決めましたか?(スタイリング・アイテム・デザイン・カラー)
• エリア、什器に落とし込む時に売上計画とのバランスを考えましたか?

ホットエリア
まずはホットエリアはどこ?なのかを確認します。ホットエリアで何を訴求するのかを決め、商品を陳列します。
• ホットエリアで訴求したいテーマまたは商品は明確ですか?
• コーディネイト陳列にしていますか?また売りたい商品のボリュームはありますか?


ここまで復習の一つです。
まず自分たちでどのように展開していくか、5月10日ぐらいのイメージをして今、どのように表現するか考えてみましょう。

また、後日続きをお伝えします。
最後まで熟読ありがとうございます。

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